社会そのほか速
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大内教授はまず、奨学金を借りている大学生が5割を超えている現状や奨学金制度の課題を説明。卒業後に返済できるかどうか不安に感じ、奨学金を借りずに「バイト漬け」の生活を送ることが、ブラックバイトの問題につながっていると指摘した。
その上で、「自分が違法な働かされ方をしていることに気付いていない若者が多い。専門の相談窓口もあるので、おかしいと思ったら相談して」と話した。
ブラックバイトを巡っては、大内教授や弁護士らが対策をまとめた冊子を作り、「ブラック企業対策プロジェクト」のホームページ(http://bktp.org/)で公開。ブラックバイトに直面した時は〈1〉会社の言うことをうのみにしない〈2〉諦めない、自分を責めない〈3〉証拠・メモを残そう――などとアドバイスしている。
また、愛知県内では若手弁護士らが「ブラックバイト対策弁護団あいち」を作り、無料相談(電話052・211・2236)を受け付けている。
練習後に栗山監督が絶賛したのは、ブルペン投球を行った斎藤佑樹投手だった。全投手の中で一番最初にブルペンに入り、直球を主体に65球を投げ、キレ、制球とも十分のボールを披露し、指揮官をうならせた。
「こっちが起用せざるを得ないような状態を見せてくれた。大きなインパクトを与えてくれてうれしかった」と栗山監督。昨季は登板6試合で2勝1敗の成績にとどまった斎藤投手は「オフに準備してきたことをそのまま出すことができた。理想と実際の感覚が近付いてきている」と語った。
3年ぶりに日本ハムに復帰した田中賢介選手は、フリー打撃や走塁、守備の練習を黙々とこなした。打撃では鋭いスイングで栗山監督を喜ばせ「違和感なくできた。ここ(名護)は家みたいなものなんで」と話していた。
Qは札幌では珍しい“二毛作”の営業形態。同じ店舗を使い、昼の部はラーメン専門店、夜の部は焼き鳥店になるのだ。昼と夜では経営者も異なる。
昼の部、ラーメンQの主は平岡寛視(ひろし)さん(33)。兵庫県出身の平岡さんは、プロスノーボーダーとしての顔も持つ。冬は道内や海外の雪山で滑り、夏はラーメン店で働く生活を長く続けてきた。
「ラーメンづくりの奥深さにも引き込まれ、お世話になった親方たちやラーメン界へ恩を返したい」と、独立を決意。「自分の店が、若いスノーボーダーの夏場の仕事の受け皿になれたらうれしい」と、後進への思いもにじませる。
Qのラーメンは吟味に吟味を重ねた素材でつくる、しょうゆ味の清湯と塩味の「白湯(ぱいたん)」が2本柱。そこにトッピングや限定ラーメンが加わる。「北海道と故郷の兵庫を結ぶという意味で、おすすめは清湯です」と、平岡さん。
清湯のだしは北海道唯一の地鶏「新得地鶏」、さらに「知床鶏」のガラを要に、昆布や煮干しほか多様な魚介、香味野菜が脇を固める。しょうゆは兵庫県たつの市で伝統的な製法を続ける「末廣(すえひろ)醤油」のものを4種類使用。緻密な計算と組み合わせの下で、すべてが一つにまとまり、美しい円を描いている。そんな味わいなのである。
麺は2種類の小麦粉をブレンドした特製のストレート麺。小麦の香りと喉越しを重視しているという。
具にはしっとりした豚と鶏のチャーシュー。好みでユズをトッピングできる。ちなみに白湯は、長時間煮込んだ鶏のまろやかなうま味と、もっちりした平麺の相性の良さを感じさせる。
Qで感激したことが、もう一つ。サイドメニューに野菜があるのだ。ピクルス風のニンジンサラダ、日替わりの野菜のスムージーは、女性客から好評だ。
店舗はビルの地階にあり、ラーメン店のイメージを良い意味で覆す、ゆったりとして緑の多い空間。女性でも気兼ねなく過ごすことができる。(文・小西由稀 写真・赤塚愛実)
【住 所】 札幌市中央区北1西2、りんどうビル地下1階 (電)011・212・1499
【営業時間】 午前11時~午後3時(月~水曜のみ午後5時~7時30分も営業)。日曜休
【主なメニュー】 「清湯醤油」750円、「白湯塩」850円、ニンジンサラダ、スムージー各100円、チャーシュー丼380円
※メニュー、価格などは変更されている場合があります。
網走市の冬のイベント「あばしりオホーツク流氷まつり」(実行委員会主催)が7日、網走商港ふ頭の特設会場で始まった。今年で50回目で、11日まで。
メイン雪像「ロセトの祈り」は幅30メートル、高さ14メートル。アイヌ民族の美しい娘が生まれ変わった白い鳥などをかたどっている。市民グループなどが制作したアニメキャラクターや動物、魚などの氷雪像も約50基ある。初日から大勢の人たちでにぎわった。
幻想的な映像をメイン雪像に投影する「プロジェクションマッピング」が10日まで行われる。
電車に揺られながら升酒を楽しむ明知鉄道(恵那市)の「枡(ます)酒列車~酔い良い女城主号」が7日、今年の運行を始めた。
昨年に次いでの開催で、今回は恵那山麓博覧会「えなか」実行委員会と同鉄道が主催する「明鉄(あけてつ)~こたび」のプログラムの一つとして実施。この日は県内外から17人が参加、同市岩村町の老舗酒造「岩村醸造」の「新米一番搾り」など4種類の地酒を、恵那駅から明智駅まで約1時間、特製弁当をつまみに木の升で楽しんだ。
雑誌で知って、夫(80)と参加した兵庫県宝塚市、米沢佳子さん(75)は「きれいな風景の中、いただく日本酒は最高においしい。満足です」と言いながら、何度もお代わりしていた。
列車は3月21日までの毎週土曜日、午後0時45分恵那駅発。定員30人で、料金は4000円(昼食付き)。申し込み・問い合わせは、明知鉄道(0573・54・4101)。