社会そのほか速
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10月に関連政治団体の政治資金問題で経済産業相辞任に追い込まれたが、「政治とカネ」の問題を批判する新人2人に圧勝した。
群馬県高崎市で開かれた祝勝会では支持者らが万歳三唱する中、小渕さんは万歳せず、深々と頭を下げて「経験したことがないほどの苦しい戦いだった」と硬い表情であいさつ。「支えていただいた皆さまの期待に応えていけるように精いっぱい、頑張ってまいります」と決意を語った。
小渕さんは公示後、1日30~40か所を遊説するなど、徹底的に地元を回る選挙戦を展開。父・恵三元首相の時代から続く後援会組織もフル回転した。演説の大半を政治資金問題のおわびに充て、「ご心配、ご迷惑をおかけし、お騒がせして申し訳ありません」と、時に涙を浮かべて謝罪した。
現職の西平良将氏(41)(無所属)が、前市長の竹原信一氏(55)(無所属)を破り、再選を果たした。
西平氏は、職員給与の削減など市政改革に取り組んだ4年間の実績を強調。精力的に市内を回って2期目に向けた政策を訴えた。後援会組織が草の根運動を展開し、支持を広げた。
同市港町の事務所で支持者らと握手を交わし、万歳した西平氏は、「厳しい選挙の後に、笑顔あふれる阿久根があると確信している」と語った。
竹原氏は選挙戦初日、代理人を通じて「市民が自信と勇気を持てる市政を作りたい」とコメント。ポスターを貼ること以外に目立った選挙活動を行わず、返り咲きはならなかった。
◆阿久根市長選開票結果◆
当 7,523 西平 良将 41 無現《2》
4,510 竹原 信一 55 無元
(選管確定、無効89)
▽当日有権者数 1万8766人▽投票者数 1万2122人▽投票率 64・60%(前回82・39%)
◇
西(にし)平(ひら) 良(よし)将(まさ)氏 養鶏会社役員、県農業信用基金協会理事(元)市長リコール委監事、市農業青年クラブ会長、学習塾講師▽九大農学部▽阿久根市▽阿久根市脇本
※ 現職(元)(前職を含む)経歴▽最終学歴▽出身地▽現住所
知事選を巡っては一部に上田知事の立候補を求める声が根強い一方で、上田知事が率先して知事の任期を3期12年とする多選自粛条例を制定した経緯があり、自民党を中心に反発する声も出ている。
上田知事は「ぎりぎりまで伏せて直前に『出ます』『出ません』と言うわけにはいかない。来年6月にはっきりさせたい」と記者会見で語った。
上田知事は初出馬した2003年8月の知事選で、多選自粛条例の制定を公約に掲げ、就任後の04年8月、同条例を都道府県で初めて制定した。上田知事は「多選自粛条例を出しており、(守るよう)努めているが、軽々に『辞める』『辞めない』と言うべきではない」と4選出馬に含みを持たせた。
前回の知事選では、自民、公明、民主各党の県連・県本部が上田知事を支援したが、来夏の知事選は自民党県連が独自候補を擁立する方針を表明。多選自粛条例についても「廃止する条例を制定しない限り、法的な立候補の正当性はない」(自民党県連会長・新藤義孝衆院議員)と上田知事に対抗する姿勢を示している。
自民党県連幹事長の鈴木聖二県議は「上田知事はしがらみのない政治を作ろうと多選自粛条例を作った。3期目になり、しがらみが出てきたのではないか。知事は何期もやるべきではなく、きちっと進退を判断してほしい」とけん制した。
上田知事が衆院議員時代に所属していた民主党は、次期知事選の対応を決めていない。民主党県連幹事長の畠山稔県議は「多選自粛条例はあるが、4選出馬を要請する動きもあり、立候補そのものは知事判断だ」と述べるにとどめた。
県内には、次期知事選で上田知事の立候補を求める声が多い。10月には県町村会(会長・吉田昇滑川町長)が4選出馬を要請。一部の県議は上田知事の立候補を求めている。
公明党の山口代表と同日午後に会談し、自公連立政権を継続する合意文書に署名した。首相指名選挙を行う特別国会は24日に召集され、首相は同日中に第3次安倍内閣を発足させる。今の閣僚は全員再任させる。一方、民主党の海江田代表は自身の落選を受け、15日午前に枝野幹事長と会い、代表を辞任する考えを伝えた。
首相は15日昼、自民党本部で役員会に出席し、谷垣幹事長ら主要な党役員を続投させる方針を表明した。首相は「引き続き丁寧な政権運営を心がけていきたい。スピーディーに補正予算、経済対策、来年度予算の基本方針をやっていきたいので、年内とりまとめをお願いしたい」と述べた。
首相は午後1時からは山口氏と国会内で党首会談を行った。その後、党本部で記者会見し、経済政策「アベノミクス」を推進する決意を表明する。
一方、自公両党の幹事長、国会対策委員長が15日午前、国会内で会談し、24~26日の日程で特別国会を開く方針で一致した。会談では、谷垣氏が「勝って兜(かぶと)の緒を締めることを徹底したい」と述べ、公明党の井上幹事長も「真摯(しんし)な姿勢で政権運営し、合意形成の場である国会で丁寧な審議を図っていく必要がある」と語った。
首相は24日に第3次安倍内閣を発足させる際、今の第2次安倍改造内閣の全閣僚を再任する方針だ。内閣改造から3か月しか経過していないことに加え、予算編成作業への影響を最小限に抑えるためだ。
首相は当面、急激な円安や消費低迷に対応する経済対策の策定と予算編成に最優先で取り組む構えだ。
年内に経済対策をとりまとめ、来年1月召集の通常国会に経済対策を柱とする2014年度補正予算案と15年度当初予算案を提出する。経済対策は当初の約2兆円から大幅に上積みし、3兆円規模とする方針だ。
政府は2月前半に14年度補正予算を成立させ、その後、15年度予算案と消費増税先送りを柱とする15年度税制改正法案を国会に提出する。景気への悪影響を避けるため、15年度予算案の年度内成立を目指す。
樽床氏は比例選でも復活できなかった。
前回衆院選で議席を失った樽床氏は選挙区を精力的に回り、捲土(けんど)重来を期してきた。今回は党幹部の来援も受けてアベノミクス批判などを繰り広げたが、保守票と公明党支持層を手堅くまとめた自民党の北川氏に届かなかった。維新の党新人らと政権批判票を分け合う形となったことも響いた。