社会そのほか速
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佐賀県武雄市の宮本栄八市議(59)は12日、同市議会本会議で、同市長選(1月)の立候補予定者説明会に、サンタクロースの服装で出席したことを謝罪した。
この日の一般質問で「服装問題」が取り上げられ、市選管は「甚だ遺憾。議員として良識ある行動を」と苦言を呈した。
説明会は昨年12月18日、同市役所で開かれた。当選した小松政市長や出馬した新人男性の2陣営と、宮本市議が出席。宮本市議は赤い上下服に帽子、白ひげのサンタ姿で現れた。この際は記者団に「服装は自由と聞いた」などと語ったが、結局、出馬しなかった。
12日の本会議一般質問では、他の市議が「常軌を逸した服装だ」と批判。登壇した宮本市議は「ひやかしと受け取れる行動をおこし、議員としてあるまじき行為だったと反省している」などと謝罪した。
ただ、宮本市議は本会議終了後、記者団に対し、「違法ではない。混乱させた非はあるが、議員を辞めて説明会に行けばよかった」などと持論を展開した。
衆院予算委員会は13日、一般会計総額が過去最大の96兆3420億円に上る2015年度予算案を与党の賛成多数で可決した。同日夕の本会議で衆院を通過、参院へ送付される運びだ。与党は4月上旬の成立を目指しており、政府は10日間程度の暫定予算案の編成に着手する。
衆院予算委は採決に先立ち、安倍晋三首相と全閣僚が出席して締めくくり総括質疑を実施した。首相は、予算案に関し「景気回復の動き、デフレ脱却を確実にする。成長戦略を進めることにより、好循環を実感できる経済をつくる」と強調した。
【共同通信】
外務省、福島県共催のレセプションで、日本酒の試飲をする岸田文雄外相(中央)と内堀雅雄知事(右)=12日午後、東京都港区の外務省飯倉公館
外務省と福島県は12日、東京電力福島第1原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)するためのレセプションを東京都内で開いた。同省飯倉公館の会場では、福島県産の食材を用いた料理や酒が各国の駐日大使ら招待客に振る舞われ、同県いわき市の観光施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールによるダンスも披露された。
岸田文雄外相はあいさつで「ぜひこのおいしさを実感して本国に報告いただき、福島県産品の輸入規制緩和・撤廃につなげていただくよう強くお願いしたい」と呼び掛けた。内堀雅雄知事も「ぜひ自分自身の体で、目で味わっていただければと思う。多くの課題を乗り越えて福島が世界に誇れる復興を進めていく」と訴えた。
米軍普天間飛行場移設に向けた海底ボーリング調査が再開されたことを受け、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議活動をする移設反対派の市民ら=12日午前
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に向けた政府の海底ボーリング調査が再開された12日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に100人を超える移設反対派が集まり、「ボーリングやめろ」「美(ちゅ)ら海守れ」と怒りの声を上げた。
これに対し、ゲートを警備する県警は「道路に立ち止まる行為は道路交通法違反です」などと警告、現場は一時騒然となった。抗議行動を束ねる市民団体代表の山城博治さんは「政府は県民を諦めさせようと(移設作業を)急いでいるが、県民の怒りは増すばかりだ」と語った。
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市辺野古沿岸部への移設を巡り、沖縄防衛局は12日午前、埋め立て海域の地質を調べる海底ボーリング調査を再開した。
調査は約半年ぶりで、辺野古移設に反対する翁長(おなが)雄志氏の知事就任後、初めて。調査は約2か月かかる見通しで、政府は夏頃の本体工事着工を目指す方針。
地質調査は昨年8月に開始し、12地点を調べたが、相次ぐ台風の接近で同9月16日から中断。今年1月15日から調査再開に向けた準備作業を始め、立ち入り禁止水域となる「臨時制限区域」を示すブイ(浮標)や、フロート(浮具)を設置するなどしてきた。
この日は午前10時30分頃、埋め立て予定地に面した米軍キャンプ・シュワブの沖合に浮かぶ台船1隻の中央部から、ドリルとみられる棒状のものが海中へと伸びる様子が確認された。反対派は海上に船を出すなどして抗議した。