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普天間飛行場移設、辺野古のボーリング調査再開

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普天間飛行場移設、辺野古のボーリング調査再開

 普天間飛行場移設、辺野古のボーリング調査再開

 沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市辺野古沿岸部への移設を巡り、沖縄防衛局は12日午前、埋め立て海域の地質を調べる海底ボーリング調査を再開した。

  調査は約半年ぶりで、辺野古移設に反対する翁長(おなが)雄志氏の知事就任後、初めて。調査は約2か月かかる見通しで、政府は夏頃の本体工事着工を目指す方針。

  地質調査は昨年8月に開始し、12地点を調べたが、相次ぐ台風の接近で同9月16日から中断。今年1月15日から調査再開に向けた準備作業を始め、立ち入り禁止水域となる「臨時制限区域」を示すブイ(浮標)や、フロート(浮具)を設置するなどしてきた。

  この日は午前10時30分頃、埋め立て予定地に面した米軍キャンプ・シュワブの沖合に浮かぶ台船1隻の中央部から、ドリルとみられる棒状のものが海中へと伸びる様子が確認された。反対派は海上に船を出すなどして抗議した。

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