社会そのほか速
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大学基準協会は3月27日、2014年度「大学評価」等の結果を発表した。法科大学院認証評価の結果、愛知学院大学法科大学院が「不適合」と判定された。教育の質に重大な欠陥が認められるという。
同協会は、アメリカのアクレディテーション団体をモデルに国・公・私立大学46校を発起校として1947年に設立された自立的な大学団体。2002年の学校教育法改正に伴い、2004年度以降、日本の大学は文部科学大臣の認証を受けた評価機関による評価を7年以内の周期で受けることが義務づけられている。
2014年度の大学評価では、青山学院大学や明治大学、同志社女子大学などが「適合」と判定された。一方、愛知学院大学法科大学院やビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科経営管理専攻、LEC東京リーガルマインド大学院大学大学院高度専門職研究科会計専門職専攻が「不適合」と判定された。
愛知学院大学法科大学院は2009年度にも不適合と判定された後、改善に努め、2011年度に実施された追評価では適合との認定を受けた。しかし、今回の認証評価では、法令が定める科目の開設状況とその内容の適切性、学生の履修が過度に偏らないための科目配置への配慮など複数の項目で重大な問題を有していることから、同協会の法科大学院基準に適合していないと判定された。
なお、各大学の評価結果については、同協会の評価結果検索ページより確認できる。
政府、与党は31日、集団的自衛権行使を可能とするほか、自衛隊の海外派遣を拡大する安全保障関連法案に関し、5月15日を軸に閣議決定する方向で調整に入った。自民党の高村正彦副総裁は安倍晋三首相と官邸で会い、自身の訪米中に会談した米政府要人に、法案を8月上旬に成立させたい意向を伝えたと報告した。政府、与党は6月24日までの今国会の会期を1カ月超延長する方針だ。
自民党の佐藤勉国対委員長は31日の記者会見で閣議決定について「5月15日が一つのポイントになる」と表明。同月18日の衆院本会議で特別委員会を設置し、審議入りしたい考えも示した。
31日正午頃、長野県岡谷市の川岸地区で、山火事が発生した。
地元の諏訪広域消防本部によると、午後3時半までに約300ヘクタールを焼き、火勢は弱まっているものの午後8時現在、鎮火していない。岡谷市は午後3時過ぎ、山沿いの約260世帯に避難準備情報を出し、小学校と中学校に避難所を開設した。一時、計4人が身を寄せたが、夜までに全員が帰宅した。けが人や家屋への被害は出ていない。
同消防本部によると、31日午前11時55分頃、同市川岸地区の麓にある墓地にいた男性から、「線香の火が草に燃え移った」と119番があった。約5メートルの風が吹いており、南北約3キロ、東西約1キロの範囲に燃え広がった。県は陸上自衛隊に災害派遣を要請。陸自や長野、群馬、富山、岐阜4県のヘリが上空から消火活動にあたった。
山の麓には住宅や農地が点在しており、火災現場から最も近い住宅までの距離は約500メートルという。夜になって山は、火勢が強い場所が赤く見え、住民は不安な夜を過ごした。風は住宅とは反対方向に吹いているが、消防署員約40人、地元の消防団180人が警戒を続ける。近くに住む女性(78)は「風向きが変わらないかが心配」と話していた。
長野地方気象台によると、岡谷市では24日から8日連続で乾燥注意報が出されていた。
宮内庁は、天皇・皇后両陛下が歴代の三権の長らを招いて、日本に古くから伝わる古式馬術の観覧を催されると発表しました。
古式馬術の観覧は、5月30日に皇居にある馬場で催され、宮内庁主馬班が日本に古くから伝わる打毬(だきゅう)と母衣引(ほろひき)を競技・実演します。
両陛下は80歳の傘寿を迎えた機会に、宮内庁が保存・継承している古式馬術を披露したいとの気持ちを持たれていて、観覧には、両陛下が即位して以来、国政に力を尽くした歴代の三権の長や歴代の国務大臣などおよそ300人が招待されるということです。
両陛下が皇居で三権の長らを招いて古式馬術の観覧を催されるのは初めてのことです。観覧後は、宮殿で茶会が催されます。(30日19:20)
国会で予算審議などが大詰めを迎える中、参議院・外交防衛委員会の委員長を務める自民党の片山さつき議員が会議に遅刻したため、野党側が反発。政府与党内からも批判が出ています。
片山議員は30日、自らが委員長を務める外交防衛委員会の理事懇談会に数分遅刻したため、野党側が反発して退席し、会議の開催は見送られました。
片山議員は過去にも、ツイッターに民主党の批判を掲載し、後に事実誤認が判明して撤回、謝罪したほか、中立な立場が求められる委員長でありながら、政府側の答弁資料を持ち込んで審議に臨んだことが指摘されるなど問題が相次いでいます。
片山氏は、「理由はどうであれ、遅れない方が良いに決まっている」と述べて謝罪する考えですが、今回の問題については、野党側だけなく政府与党内からも「問題外」「もう終わりだ」と厳しい声が出ています。(30日20:27)