社会そのほか速
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気象衛星の観測データを処理する気象庁の施設にテロリストが侵入したとの想定で、警視庁が対策訓練を行いました。
東京・清瀬市にある気象衛星「ひまわり」の観測データなどを処理する「気象庁気象衛星センター」で、爆発物を持った3人組の男が侵入したとの想定でテロ対策訓練が行われました。
訓練では、警察官が警備犬とともに男の身柄を確保した後、敷地内に仕掛けられた爆発物を発見。爆発物処理班がロボットを遠隔操作するなどして処理しました。
警視庁は来年のサミットや2020年の東京オリンピックを見据え、「情報を共有しながら、素早い対応をとりたい」としています。(30日16:39)
第19回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の各賞が31日付で発表され、マンガ大賞にはほしよりこさんの「逢沢りく」(文芸春秋)が選ばれた。賞金200万円。新生賞は「聲(こえ)の形」(講談社)の作者、大今良時さん、短編賞は不条理ギャグで知られる吉田戦車さん。特別賞は半世紀以上書き継いだ「小さな恋のものがたり」を完結させたみつはしちかこさんが選ばれた。賞金各100万円。贈呈式は5月22日、東京都中央区の浜離宮朝日ホールで。
妊娠や出産を理由に退職を迫られたりするマタニティーハラスメントをめぐり、厚生労働省は30日、育児休業の終了などから原則1年以内に女性が不利益な取り扱いを受けた場合には、直ちに違法と判断することを決めた。企業が業務上必要だったと主張した場合には、説明責任を課す。
これまでは女性が不当に降格や配置転換をされても、企業から「本人の能力不足」などと反論され、泣き寝入りするケースがあった。
最高裁は昨年10月、「妊娠による降格は男女雇用機会均等法が原則禁止しており、本人の同意がなければ違法」と初めて判断。これを受け厚労省は企業への指導を強化することにした。
東証1部上場の電気音響機器製造会社「フォスター電機」(東京都昭島市)が東京国税局の税務調査を受け、2013年3月期までの3年間に約9億円の所得隠しを指摘されたことが30日、分かった。同社が移転価格税制に基づく「価格調整金」名目で海外子会社に支払った代金が、寄付金に当たるとして課税されたもようだ。
他に申告漏れもあり、法人税や重加算税を含めた全体の追徴税額は約3億円で、既に修正申告したという。ただ同社は「子会社への支払いは慎重な判断に基づくものだった。重加算税が課されたことへの対応は今後検討する」としている。
福島第一原発で比較的高い濃度の放射性物質を含む雨水が海に流れ出ていたことを公表していなかった問題で、東京電力は今後、放射線に関して測定したデータはすべて公開すると発表しました。
「まずは今回は、隠蔽体質と言われるようなところから脱却したい」(東京電力 廣瀬直己社長)
この問題は、福島第一原発で比較的高い濃度の放射線物質を含んだ雨水が排水路を通じて海に流れ出ていたことについて、東京電力が排水路の放射線データを測定しながら公表していなかったものです。
東電は3月、第三者委員会の提言を受けて、情報公開のあり方を検討してきましたが、30日、放射線データを全て公開し、地元自治体などと情報について話し合う新たな場を設置することなどを盛り込んだ対策を発表しました。
これまで公開されていなかったデータは、所内で作業員が作業する環境の空間線量や地面の汚染状況のほか、タンクの水や海底土、排水路の底にたまった泥などの放射線データで、これまでに公開されていたものと同等の量になるということです。公開を始める時期や方法については今後、速やかに検討するとしています。
また東京電力は、この問題で、福島第一原発の所長を含む3人について厳重注意処分にしたと発表しました。(30日19:09)