社会そのほか速
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英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が19日に発表した「世界の生活費が高い都市ランキング」で、中国の各都市が軒並み順位を上げた。20日付で京華時報が伝えた。
ランキングでは、北京が46位と昨年より1つ順位を上げたのみで、中国勢の中では最も変動が少なかった。他に順位を上げたのは、深セン、大連、青島、蘇州、広州、天津の6都市。24位の上海が引き続き中国で最も生活費が高い都市となったが、前回調査時よりは順位を3つ下げた。
EIUアジア地区の経済学者、任韜氏はこの結果について、「収入の増加やインフレ率の上昇、人民元高などにより、深センや青島などの生活コスト上昇が顕著になっている」と指摘した。ランキング首位はシンガポール。世界で生活費が最も低い都市とされたのは、カラチとバンガロールだった。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月19日、米ラジオ局NPR公式サイトは、韓国の中国語学習ブームを報じた。21日付で環球時報が伝えた。
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ソウルの繁華街ミョンドン。BGMの韓流ポップスをのぞけば、聞こえてくる言葉は中国語ばかりだ。年間のべ400万人の中国人が訪れ、その最大の目的はショッピング。化粧品などのお目当てを買いあさっている。14年、韓国は中国人観光客がもっとも多く訪れた外国となった。「爆買い」が生み出す経済効果は計り知れない。
この「爆買い」特需に乗り遅れてはならぬと今、韓国で中国語学習ブームが起きている。化粧品販売店は従業員を中国語学校に派遣している。学費は会社持ちなのだとか。韓国人の中国語教師・蘇さんは朝から晩まで授業の予定がぎっしりだ。「今や中国語が必要なのは大企業の管理職だけではない。露店の販売員だって必須。社会の上から下まで、全国民にとって中国語の習得が重要になったようだ」と話してくれた。(翻訳・編集/増田聡太郎)
2015年3月21日、韓国・東亜日報は、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)参加に否定的だった日本が、条件付きで参加の可能性を初めて示唆したと伝えた。
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麻生太郎副首相兼財務相は20日、閣僚会議を終えた後の記者会見で、AIIBについて「日本が求めている意思決定や融資審査の透明性などが確保された場合は、参加に向けた協議ということになる可能性はある」と述べ、「外交・経済への影響を考慮して慎重に判断したい」と付け加えた。
日本側の動きについて、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は21日の定例記者会見で、「中国の隣人である日本と韓国が、関連する問題(AIIB参加)について積極的に検討するという立場を表明した」とし、「中国は、開放的な態度を維持する」と答え、中国政府として歓迎する立場を明らかにした。
中国・新華社通信も同日、ソウル発の記事として、「韓国企画財政部がAIIBに参加するために株式取得の問題などの条件を議論している」と伝えた。日本と韓国がAIIB参加に関心を示したことが確認されたことにより、今後、AIIBの透明性の確保と株式の配分などを議論する協議が日中、韓中の間で行われると予想される。日韓のこうした動きには、安全保障には米国との関係を重視し、経済には中国との関係を重視する「安米経中」姿勢が見える。
この話題について、韓国のネットユーザーから多くの声が寄せられている。以下はその一部。
「冷静に考えると、韓国はいつも日本や米国が何を考えているかも理解せず、ただその場しのぎで、自分たちの立場でのみ物事を考えている。そして、小さな頭を悩まし、本当に頭のよい日本や米国に取り込まれて右往左往している」
「日本は悪巧みをしているかも分からないが…。それでも日本に学べ、韓国政府よ」
「安倍首相の米上下院演説が確定するまでは何も言わずに、演説が確定したら、AIIB参加表明だ。本当に日本は信用できない」
「米上下議会演説も確定、その後にAIIB参加を検討か。日本は本当に外交上手だ。それに比べて韓国は…」
「中国が米国に勝つことはできないが、日本も中国に勝つことはできないと思う」
「米国の時代が終わったといっても米国経済はまだ健在だ。中国は難しいバブル経済の中で墜落しつつある。ここで人民元の切り下げが加わると、AIIB参加国は大損害じゃないか」
「AIIBで中国が通貨戦争に勝ったと思っているのか?中国のバブルが崩壊したら、AIIBに加盟した国も完全にダメになる。…
中国政府・外交部のウェブサイトは21日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が同日青瓦台(大統領府)で、日本の岸田文雄外相、中国の王毅外相、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会談したことを伝えた。環球網が21日報じた。
第7回日中韓外相会談を行う3外相と会談した朴大統領は「韓中日3カ国は経済的に相互依存しており、協力の強化が必要かつ重要」と語るとともに、「今年は第2次世界大戦終戦・朝鮮半島独立回復70周年に当たり、3カ国いずれにとっても歴史的意義のある年。歴史を正視することが、未来に向けていつになく重要だ。韓国には『春が来て花が咲くのではなく、花が咲いてやっと春が来る』という言葉ある。外相会談を契機に、3カ国による協力の春が来ることを願う」と発言した。
王外相は朴大統領に対してまず、習近平国家主席からの挨拶を伝達。「両国指導者による関心とリードのもと、中韓関係は急速に発展し、各分野における協力で大きな成果をあげている」と語った。そして「中韓日3カ国は近隣どうしであり、3カ国の協力には巨大な潜在力と伸びしろがある。しかし、周知の原因により中日、韓日関係は著しい妨害を受け、3カ国の協力発展に影響した。3カ国外相会談は貴重な機会であり、協力の新たな始まりとなることを望む。三者が歴史を正視するとともに、未来を切り開く精神を持ち、歴史問題を適切に処理して2国間関係を改善し、3カ国の協力の発展に向けた礎を築くことを期待する」とコメントした。
(編集翻訳 城山俊樹)
韓国でインターネット放送の「放送主」が新たな高収入職業となっており、放送開始5分で300万円以上を稼ぐ人気の女性「放送主」もいるという。中国江蘇網が20日報じた。
大食いする様子をひたすら生中継するなど、これまではクレイジーな職業として紹介されてきた韓国の「放送主」。2013年に44億ウォンの収入を記録した同国の大手動画サイト「Afreeca TV(アフリカTV)」の責任者によると、昨年1年間に活動した「放送主」は150万人で、毎日約10万人が生放送を行ったという。
150万人というのは、韓国の総人口5000万人の3%に相当する数だ。放送内容も、政治評論、ゲーム、音楽、スポーツなどさまざま。酔った女性「放送主」が服を脱いだりセクシーダンスを披露したりという番組もある。
同社では07年より、「星風船」制度を導入。視聴者は購入した「星風船」を「放送主」であるBJに渡す形で、そのBJを応援することができる。BJはもらった「星風船」を換金して収入が得られる仕組みだ。人気が高まれば、換金率も高くなる。
13年の収入ランキング1位に輝いたBJは3億ウォン(約3200万円)の収入を得たという。ある人気BJは、放送開始からわずか5分で35万個の「星風船」、金額にして3500万ウォン(約380万円)を獲得したとのことだ。
(編集翻訳 城山俊樹)