社会そのほか速
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剣が好きだったイラクのフセイン大統領(左から2人目、当時)と、それを見守る政権ナンバー2で最近は「イスラム国の黒幕」と呼ばれたイザト・イブラヒム革命指導評議会副議長(右、当時)=2002年10月、バグダッド(AFP=時事)
【バグダッドAFP=時事】イラクのフセイン元大統領を称賛する歌を歌う過去の姿が動画サイトに出回り、アバディ首相の報道官が18日、辞意を表明した。報道官は17日、歌について「15年以上前だ。生きるために仕方なかった。若く分別に欠けていたが、昔も今も(フセイン体制支配政党)バース党員ではない」と釈明に追われていた。
動画で報道官は、元大統領を「不正に対する正義の剣」と称賛。「敵は全員倒されて、あなただけが生き残る」とたたえている。
報道官は英BBC放送の記者出身。就任から半年に満たないが「これ以上首相府に恥をかかせたくない」と辞意を固めたという。
2015年4月18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米国がジャーナリスト高瑜氏の即時釈放を呼びかけ」を掲載した。
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北京市第3中級人民法院は17日、女性ジャーナリスト高瑜(ガオ・ユー)氏に国家機密漏えい罪で懲役7年の判決を言い渡した。高氏は国営メディアを経てフリージャーナリストとして活躍していたが、中国共産党の思想統制に関する機密文書を海外メディアにリークした容疑で起訴されていた。
米国務省のハーフ報道官代行は17日のブリーフィングで、高氏の有罪判決に触れた。判決は平和的な手法で中国政府の政策に疑義を唱える人権派弁護士、活動家、記者、宗教リーダーを不安にさせるものだと批判し、即時釈放するよう呼びかけた。(翻訳・編集/増田聡太郎)
韓国日報は17日、米国のロックリア太平洋司令官が「朝鮮半島へのサード配備を議論中」と証言したと報じた。
16日、上院軍事委員会聴聞会に証人として出席したロックリア司令官は「グアムのほか朝鮮半島にも高高度ミサイル防衛体系(THAAD=サード)を配備する問題を議論している」と述べた。サードの朝鮮半島配備を米軍が議論しているという事実が公表されたのは初めて。
ロックリア司令官はさらに「域内の同盟国である日本や韓国と協力してミサイル防衛システムを導入するのは生産的だ」とも述べた。
サードの韓国への配備を巡っては、中国と北朝鮮が強く反発していることもあり、韓米両国政府はこれまで一貫して「協議した事実はない」としてきた。カーター米国防長官も今月10日の訪韓時の記者会見で「現在、世界の誰ともまだサード配備を議論する段階ではない」と話していた。
このニュースについて、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「韓米同盟の立場からみて、サード配置は当然承諾すべき。韓国軍だけでは、防衛できない」
「米国は自分たちの実利しか考えていない。国防力を強くしないといけない」
「サードで核には立ち向かえない。防衛のための核開発をしろ」
「自主国防とか言っている人もいるが、フィリピンを見ろ。米軍を追い出してから、中国にやられっぱなし」
「カネは誰が負担するの?」
「何をしたって米国は日本の味方」
「サード配置についてなんで米国が勝手に議論してるの?」
「サード配置賛成。有事の時は、ミサイルが飛んでくる。あってもなくても飛んでくるなら、あったほうがいい」
「韓国に必要だと思うなら、韓国で開発できるように技術を移転してほしい」
「F35の技術を移転してくれないと配置はしないと言え!」
「なんで我々が米国の防衛システムを配置しなきゃならない?中国やロシアを敵にしてどうする?」
「自主国防ができればいいが、我々にはまだ難しい。財政不足。今は米国といっしょにやったほうがいい。いつか、我々だけで守れる日が来ることを願う」
(編集 MJ)
2015年4月17日、韓国・朝鮮日報によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」の影響で、先週比で5ポイント下落し34%を記録した。
【その他の写真】
与党セヌリ党前議員で慶南企業前会長の成完鍾氏が自殺した際に着ていた服のポケットに、裏金の金額とそれを渡した政界実力者の実名が書かれた“成完鍾リスト”が発見されたことで、朴大統領の側近ら8人に現金不正授受疑惑が持ち上がっている。
韓国の世論調査会社・韓国ギャラップが17日に発表した世論調査結果(全国の成人男女1008人対象)によると、朴大統領の支持率は34%(前週比5ポイント減)、不支持率は54%(前週比2ポイント増)だったという。朴大統領の支持率下落の理由では「人事問題」が14%で最も多く、新たに「成完鍾リスト波紋」(4%)が加わった。
これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。
「こんな支持率調査、関心もないし必要もないと思う」
「大統領はいちいち数字を気にしながら政治しなきゃならないってこと?こんな調査は何の意味もない」
「朴大統領はこんな数字にはビクともしないだろうけどね」
「『成完鍾氏に関する疑惑波紋』と大統領に何の関係があるっていうんだ?そんなふうに流されやすい人々は国家を妨害して混乱させるだけ」
「信じられるのは大統領のみ!ソン・ワンジョンから現金をもらったやつらなんて、これを機に一掃してください」
「(朴大統領の地盤となる地域の支持率が他地域よりも高い結果に対し)同郷は味方か…。何があっても擁護するおかしな国だ!」(翻訳・編集/松村)
リー・クアンユー氏亡きあとシンガポールはどこへ向かうのか(ANRAI/PIXTA)
シンガポール共和国の建国の父であり、同国首相を長く務めたリー・クアンユー。死後、その功績に対して多方面から賞賛の声が寄せられているが、このような評価を勝ち得た政治家は彼のほかにそう多くは存在しないだろう。
リーの影響力は実際の政治権力が及ぶ範囲を大幅に超えて作用していた。その政治権力は、シンガポールがマレーシアから1965年に分離独立して以降、東南アジアの小さな都市国家の境界を越えて広がることはなかった。しかしその影響力は、急成長する企業経済と一党独裁の共産主義政府とが併存する、毛沢東以後の中国へと大きく波及した。
■リーに対する賞賛には特別な側面も
リーは資本主義と強権政治とを結び付けた政治家の嚆矢だった。彼の人民行動党は、中国共産党に比べればまったくもって暴力的ではないとはいえ、事実上の独裁政党として国を統治してきた。
シンガポールの活発な経済、物質的豊かさ、効率のよさという面に目を向けると、独裁主義は資本主義よりもうまく機能する、世界にはそうした地域が存在するのだ、という多くの人の考えを裏打ちするように見える。権力の独占と経済的な大成功を結び付けたいと考える各地の独裁主義者に、リーがあこがれをもって見られるのももっともだといえる。
しかしリーに対する賞賛には特別な側面がある。リー政権は、民主主義を形だけ維持するために選挙を実施しておきながら、反体制派については脅しや財政的な破綻で対処する選択をした。リーに立ち向かった勇気ある男女は、膨大な額の賠償を請求されて破産に追い込まれた。
リーは、西洋に古
続きは東洋経済オンラインにて