社会そのほか速
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色はピンクで、パールのようなネックレスを身につけた華やかなデザインだ。東京、大阪など全国12店舗とアフタヌーンティーのオンラインショップで販売。限定100体、2万7000円(税込み)。問い合わせは、アフタヌーンティー・リビング(0800・300・3312)へ。
使う場所に合わせた容量や大きさであること、ゴミを捨てやすいかどうか、部屋の掃除をするときに動かしやすいことなど、ゴミ箱を選ぶ時のチェックポイントはいくつかあります。ゴミ箱もインテリアの一部分ですから、見た目も美しく部屋のイメージにあったものがいいですね。
最近はおしゃれで使いやすいゴミ箱が増えてきています。インテリア雑貨ブランドの「イデアコ」(大阪)が扱うゴミ箱「チューブラースパ」=写真=もその一つ。
カバーと本体の二つに分かれていて、樹脂製の本体の上に、植物を編んだカバーを上からすっぽりとかぶせる形になっています。
捨てる時に便利なように、ゴミ箱にポリ袋をかぶせて使う人も多いと思いますが、これなら中のポリ袋が見えません。ゴミの投入口が緩やかに斜めになっているのもポイント。 ゴミを投入しやすく、中身も丸見えにはならないデザインになっています。
カバーは、フィリピンのアバカという植物を現地でハンドメイドで編み上げたもの。ナチュラルで素朴な雰囲気で、さりげなく部屋に置いておいても邪魔になりません。木など天然素材を意識したインテリアにぴったりと合います。
(インテリアコーディネーター・鈴木理恵子)
日本は長らく、椅子などの家具を使わず、床面全体を生活空間とする「床座」で暮らしてきた。
家具の置き場所に縛られず、日当たりのいい場所や風通しのいい場所など、その季節で最も居心地のいい場所に座布団を持っていき、そこでくつろぐライフスタイルだ。
京都・伏見の大東寝具工業は、ソファと座布団のいいところを掛け合わせた、三角形の大型クッションを作っている=写真=。この形に意味があるそうだ。
人が座っていない時にも三角形が保たれ、だらしなく見えない。座れば自然に背もたれが立ち上がり、身体を支えてくれる。中に入っているのは大きめの発泡ビーズのため軽く、柔らかで、どんな姿勢にもフィットする。
三角形のクッションには、和室で使うことを想定した、つむぎ風カバーが特徴の「座・気まま」と、洋風インテリアにも合う「tetra(テトラ)」という二つのシリーズがある。カバー素材は綿100%が主だが、合成皮革のものも。カバーを取り外して洗える商品も展開している。
床に座るとなぜか落ち着く。部屋にソファがあると、その近くに座布団などを敷いてくつろぐのは違和感があるが、この三角クッションなら不思議と釣り合う。洋と和の要素を上手に取り入れながら、快適な暮らしを手に入れたい。(インテリアコーディネーター くろだあきこ)
どちらかというと和のイメージの引き戸ですが、最近はモダンなデザインの引き戸も増えています。
引き戸は、出入り口の扉としてだけではなく、部屋同士の間仕切りなどにも使われます。大きな特徴は、左右に開閉するため、開けた状態でも邪魔にならないこと。扉を開け放して通風を得たい、必要に応じて扉を閉めて部屋を仕切りたい、といったときに重宝できます。リビングに自分だけの書斎や、お客の宿泊スペースを作ることも手軽にできます。
シンプルですっきりとしたデザインが目を引くのが、「動く壁」というコンセプトから生まれた、パナソニックの「Archi‐spec HIKIDO」です。空間を仕切ったりつなげたりするときに、できるだけ引き戸の存在を感じさせないようにデザインされています。写真のように引き戸が天井の高さまであり、天井面と視覚的につながるため、空間の一体感が損なわれません。
床面にレールを作らず、上部で扉を支えるので、扉の存在を感じさせません。引き戸はずいぶんと進化をしています。上手に取り入れ、賢く、効率のよいインテリアを実現したいですね。(インテリアコーディネーター・鈴木理恵子)
マンションの場合、個人的に「専有部分」にかけている人は多いが、「共用部分」については見落とされがちだ。7月には保険料が改定される。その前に、管理組合で必要性を検討してみてはどうだろう。
千葉県の湾岸部にある2000年築のマンション(14階建て、90戸)は12年6月、共用部分の地震保険に加入した。
きっかけは前年3月の東日本大震災。同マンションには目立った被害はなかったが、周辺では液状化被害が発生するなどして、補修に数千万円かかった物件もあった。
当時、同マンションには1億円超の積立金があったが、その年の大規模修繕で使うお金だった。顧問を務めていたマンション管理士、吉田富美男さんは、「不測の事態が起きたとき、個々の居住者の負担が大きい」と、管理組合に対し、共用部分の地震保険に加入するよう提案した。
管理組合の臨時総会では、契約金額約2億4000万円(年間保険料約40万円)の地震保険に加入することを可決。各戸で負担する保険料は平均月400円ほど。管理費に組み入れて徴収している。
吉田さんは「月々の負担は若干増えたが、緊急時における資金不足の心配は軽減された。建物に大きな被害が出たときには、資力の乏しいマンションは再建へのハードルが上がる。保険での備えが必要なのでは」と話す。
共用部分にかける地震保険の内容は、個人が専有部分にかける場合と同じ=別項=。ただし、管理組合が契約する際には、一般的に区分所有者の過半数の同意を得ていることが必要になる。地震保険単独では加入できず、火災保険とセットで入る。
知っておきたいのは、保険金の支払い方法だ。建物の損害の認定は、柱や壁、はりなどの「主要構造部」の状況で行われる。エレベーターや、貯水槽などの給排水設備、機械式駐車場などは「主要構造部」にあたらず、その場所だけの損害では保険金は支払われない。
また、受け取れる保険金は、最高でも、セットで加入している火災保険の契約金額の半分となる。「全損」「半損」「一部損」の3段階の判定区分ごとの金額差も大きく、必ずしも被害のすべてをまかなえるものではない。
宮城県マンション管理士会などが震災後、仙台市などのマンションを対象に行った調査では、地震保険に加入していた298組合のうち275組合に保険金が支払われた。「全損」は2組合、「半損」は56組合だった。ただ、同会会長の高橋悦子さんは「金額が十分になくても、保険金の支払いが呼び水となり、復旧に向けた合意形成がスムーズに進んだ組合は多かった」と話す。
地震保険は7月に保険料が改定される。全国平均で15・5%上がるが、都道府県や建物の構造によって安くなる場合もある。
加入を検討する際のポイントは何か? ファイナンシャルプランナーの高田晶子さんは「居住者間で様々な考えがあり、負担も伴うもの。具体的な検討を始める前に住民アンケートを行うなどして、ある程度意見を集約しておくとよい」と話す。
【マンション共用部分の地震保険】
■契約者=一般的に管理組合
■補償の対象=地震・噴火・津波を原因とする建物の損壊や流失、火災などの損害
■契約方法=火災保険とセットで契約(中途契約も可)。契約金額は、火災保険の契約金額の30~50%の範囲で設定(上限あり)
■保険料など=立地する都道府県や建物の構造で決まる。建築年や耐震性能などに応じた割引制度がある
■保険金支払い=損害の程度により3区分。「全損」で契約金額の100%、「半損」で50%、「一部損」で5%