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土の中に含まれる水分量から、土砂災害の危険度をリアルタイムに高い精度で算出――。NECが、防災に役立つ技術を開発した。従来方式に比べてコストを抑えられるほか、安全を確保しながら、迅速な避難勧告を出せるようになるという。
土砂斜面の危険度は、土中水分計と間隙水圧計、ひずみ計を組み合わせて測定するのが一般的だが、「土砂災害危険箇所」に指定される約52万カ所の地質調査や対策工事を行うには、多くのコストが掛かるという問題があった。
また、一部自治体が実施している、監視カメラやワイヤセンサー、傾斜センサーなどを使った統合的な避難判断作業は、前兆となる現象を把握してから実際の崩壊が起こるまでの時間が短く、その解決策として、土中に専用のセンサーを複数埋め込んで情報収集する方法があるものの、多様なデータを迅速に収集し、解析しなければならない点が課題となっている。
NECが開発した技術は、土砂斜面の崩壊危険度に関する複数の指標データを「土砂に含まれる水分量」のみから算出可能にするもの。これまでの方法に比べ、約3分の1のセンサー数で斜面の危険度を算出できる。これにより、従来と同じコストでより広範囲にセンサーの設置が可能になり、土砂災害の危険性がある斜面を高い精度ですばやく把握できるようになった。
NECは実証実験で、土砂災害の危険性ありと判定した10分~40分後に実際に斜面崩壊が発生することを確認している。今後、自治体・大学・研究機関等と共同で本技術の実証実験を進め、2015年度中の実用化を目指す。
Blackmagic Designは、同社のデジタルフィルムカメラシリーズBlackmagic URSAおよびBlackmagic URSA Mini用にデザインされた電子ビューファインダー「Blackmagic URSA Viewfinder」をNAB2015にて発表した。2015年7月に出荷予定で、価格はUS$1,495(国内:税抜182,800円)。
Blackmagic URSA Viewfinderは、1920×1080のカラー有機ELディスプレイを搭載。このディスプレイには精密なガラスレンズが合わせられているため、ディオプター調整、デジタルフォーカスチャートを使用してフォーカスをあわせるが可能だとしている。カメラとは標準SDIと電源で接続。
また、撮影インジケーターライトを搭載しており、左右どちらかの目に合わせた調整が可能。有機ELディスプレイの寿命を確保するために、必要な場合のみオンになる内蔵センサーや、録画ライトを搭載している。
Blackmagic URSAカメラと使用することで、収録状況、カメラ設定、バッテリー残量などのオーバーレイをBlackmagic URSA Viewfinderに表示することが可能。オーバーレイに表示するデータは同社独自のSDIカメラコントロールプロトコルでSDI経由でビューファインダーに送信されるため、追加ケーブルは不要。主な機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
高解像度1920×1080カラー有機ELディスプレイ(精密ガラスレンズ内蔵)調整可能なディオプターと内蔵デジタルフォーカスチャートで、ユーザーの目に合わせた完璧なフォーカス設定使用時のみビューファインダーをオンにするセンサーを内蔵、有機ELディスプレイの寿命を保証左右の目、カメラ撮影位置の高低に合わせて調整可能出演者側から収録開始の確認を可能にする、収録タリーインジケーター
Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
ペティ氏:大型スクリーンを搭載するURSAデジタルフィルムカメラは、多くのプロカメラマンから大変な好評を受けています。しかし同時に、より様々な環境に対応できるEVFを求める声が多くありました。
私たちは、URSA Viewfinderが愛されることを確信しています。なぜなら、URSA Viewfinderに内蔵された驚異的なレンズと超高解像度スクリーンは、高価なサードパーティ製のビューファインダーとは一線を画すものだからです。…
Blackmagic Designは、Ultra HDスタジオカメラ「Blackmagic Micro Studio Camera 4K」をNAB2015にて発表した。2015年7月に出荷予定で、価格はUS$1295(国内:税抜157,800円)。
Blackmagic Micro Studio Camera 4Kは、ライブプロダクション用にデザインされたコンパクト設計のUltra HDスタジオカメラ。Ultra HDで最大2160p30、HDで最大1080p60の解像度を持ち、カラーコレクター内蔵、トークバック、タリーインジケーター、PTZコントロール出力、B4レンズコントロール出力を搭載。MFTレンズマウントは、サードパーティ製のアダプターで他のレンズマウントに変換可能。B4アダプダーを追加することで従来の放送用レンズも使用可能だ。HDで使用する場合センサー解像度に余裕があるため、センサーのベイヤーパターンによって生じるあらゆるカラー損失を排除。フル帯域幅のRGB HDカラーとサブピクセル精度のアンチエイリアスが、スタジオで使用されている大型で高価なカメラを上回るディテールに富んだイメージを提供するとしている。
本体右側面。HDMIコネクターを搭載
入出力は、6G-SDI出力とプログラムリターン入力を搭載しているため、同社のSDIコントロールプロトコルを使用してスイッチャーからのリモートコントロールが可能。カメラ設定、カラーバランス、黒レベル、ガンマ、レンズフォーカス、アイリス、ズームなどの機能をATEMスイッチャーから調整が行える。
本体左側面。6G-SDI出力とプログラムリターン入力を搭載
また、Blackmagic Micro Studio Camera 4Kには拡張ポートが搭載されており、拡張ポートは電動ヘッドに使用できるPTZシリアル出力、放送用レンズのコントロールに使用するB4データリンク出力など、様々なコントロール接続に対応している。さらにS.Bus入力を使用すれば、独自のカメラコントロールソリューションの構築も可能だ。拡張コネクターは一般的なDB-HD 15コネクターを使用。同梱のブレイクアウトケーブルや、ユーザー独自のケーブルを作成して使用するのも簡単だという。また拡張ポートは、DCカメラ電源入力、LANC、リファレンス入力にも対応している。主な機能は以下の通り。…
エムオーテックス株式会社(MOTEX)は4月13日、新たに9つのSAMソリューションを新設したと発表した。これは、ソフトウェア資産管理の支援を行う「SAM診断サービス」のメニューを拡張し「ソフトウェア資産管理(SAM)ソリューション」としてリリースするというもの。同ソリューションでは、これまでの3つのメニューに加え新たに9つのメニューを新設した。
これにより、これまでの「ソフトウェアの利用実態把握」だけでなく、IT資産管理ベンダー初となるISO/IEC 19770-1を基準としたレベルでの「SAM体制構築」のほか、「ライセンス監査・調査対応」「現状把握・リスク診断」「ソフトウェアに関する教育」の支援が可能となり、ライセンスの調達、管理、運用における顧客のソフトウェア資産管理(SAM)の課題解決をトータルで支援する。
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日本トラストテクノロジー(JTT)は4月14日、カセットテープの音源をダイレクトにMP3形式へ変換できるポータブルレコーダー「カセッ録る カセットテープ to MP3 ポータブルレコーダー」をオンラインショップのJTTオンライン限定で発売した。税込価格は3980円。
本体にカセットテープをセットして、録音ボタンを押してから再生ボタンを押すだけで、カセットテープの音源をMP3形式に変換することができるポータブルレコーダー。
カセットテープの無音部分を自動検出して、録音データを分割保存する機能を備え、無音部分から自動的に再生に移る「頭出し機能」も搭載する。また、MP3データの分割保存を行わない「手動モード」も用意し、ユーザーが自由に曲を分割することもできる。
このほか、外部機器の音源をMP3形式に変換することも可能で、MDプレーヤーやテレビ、ラジオなどさまざまな音源に対応する。さらに、イヤホンを接続すればカセットテープやMP3データの再生ができるので、ポータブルカセットプレーヤーのように使える。
録音形式は128lbpsのMP3。対応メディアは64GBまでのmicroSDXC/microSDHC/microSDカード(Class4以上を推奨)。電源は単3形乾電池×2本で、USB給電にも対応する。サイズは幅82×高さ32×奥行き113mmで、重さは約186g。