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Blackmagic Designは、同社のデジタルフィルムカメラシリーズBlackmagic URSAおよびBlackmagic URSA Mini用にデザインされた電子ビューファインダー「Blackmagic URSA Viewfinder」をNAB2015にて発表した。2015年7月に出荷予定で、価格はUS$1,495(国内:税抜182,800円)。
Blackmagic URSA Viewfinderは、1920×1080のカラー有機ELディスプレイを搭載。このディスプレイには精密なガラスレンズが合わせられているため、ディオプター調整、デジタルフォーカスチャートを使用してフォーカスをあわせるが可能だとしている。カメラとは標準SDIと電源で接続。
また、撮影インジケーターライトを搭載しており、左右どちらかの目に合わせた調整が可能。有機ELディスプレイの寿命を確保するために、必要な場合のみオンになる内蔵センサーや、録画ライトを搭載している。
Blackmagic URSAカメラと使用することで、収録状況、カメラ設定、バッテリー残量などのオーバーレイをBlackmagic URSA Viewfinderに表示することが可能。オーバーレイに表示するデータは同社独自のSDIカメラコントロールプロトコルでSDI経由でビューファインダーに送信されるため、追加ケーブルは不要。主な機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
高解像度1920×1080カラー有機ELディスプレイ(精密ガラスレンズ内蔵)調整可能なディオプターと内蔵デジタルフォーカスチャートで、ユーザーの目に合わせた完璧なフォーカス設定使用時のみビューファインダーをオンにするセンサーを内蔵、有機ELディスプレイの寿命を保証左右の目、カメラ撮影位置の高低に合わせて調整可能出演者側から収録開始の確認を可能にする、収録タリーインジケーター
Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
ペティ氏:大型スクリーンを搭載するURSAデジタルフィルムカメラは、多くのプロカメラマンから大変な好評を受けています。しかし同時に、より様々な環境に対応できるEVFを求める声が多くありました。
私たちは、URSA Viewfinderが愛されることを確信しています。なぜなら、URSA Viewfinderに内蔵された驚異的なレンズと超高解像度スクリーンは、高価なサードパーティ製のビューファインダーとは一線を画すものだからです。…