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インド洋・ベンガル湾の海底を掘り、その謎に迫ろうという日米などの大規模調査が2月に始まる。
山脈が隆起した際、崩れて海に流れ込んだとみられる土砂を調べる試みで、掘削船が近く、シンガポールを出港する。調査は世界26か国が参加する「国際深海科学掘削計画」の一環で、日本は海洋研究開発機構が窓口を務める。
ヒマラヤ山脈は約5000万年前、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突し、盛り上がってできたとされ、その際にベンガル湾の広い範囲に土砂が流れ込んで海底に堆積したと考えられている。
今回の調査は米国の掘削船を使い、スリランカの東沖約500キロ・メートルの6か所で、海底を0・3~1・5キロ・メートル掘削する。各国の約30人の研究者が乗り込み、日本から、信州大や島根大などの研究者や大学院生が参加しているという。