社会そのほか速
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みさき公園(岬町淡輪)で、カピバラの赤ちゃん2匹がすくすくと育っている=写真=。デビューに向けて屋外運動場に慣れる練習をしており、同園は4月10日前後から公開する予定。
カピバラは南米に生息するネズミの仲間。2匹は父ガビンチョ(4歳)と母ジェルミン(同)の子で、2月25日に誕生した。同園によると、2匹とも順調に育っており、体長約40センチ、体重約3.5キロに成長。母親に乳をねだったり、餌のササをかんで遊んだりしている。
飼育係の辻本沙江美さん(25)は「おっとりしているが、健康に育って園を代表する人気者になってほしい」と話していた。
現在は、南米に生息する動物の獣舎を巡る「南米の森ミニツアー」(開催日に園で受付)で見ることができる。問い合わせは、みさき公園(072・492・1005)へ。
◆「控訴審高いハードル」
「判決は極めて不十分だが、検討した上での判断だ」――。氷見市で2002年に起きた婦女暴行・同未遂の冤罪(えんざい)事件で再審無罪となった柳原浩さん(47)が国や県などを相手取った国家賠償請求訴訟。県に約1966万円の賠償を命じた富山地裁の判決について、控訴しないことを表明した原告団の表情に、一部勝訴が確定することへの喜びはなかった。県側は既に控訴しないことを表明しており、判決は24日に確定する。
23日、東京都内で行われた記者会見で、原告側代理人の前田裕司弁護士は厳しい表情で「控訴審のハードルが高く、楽観的になれなかった」と控訴断念の理由を説明した。
原告となる冤罪事件の被害者にとって国賠訴訟のハードルが高いのは、捜査の違法性を示す証拠の多くが警察や検察側にあるからだ。専門家らによると、これまで再審無罪を巡る国賠訴訟の確定判決は少なくとも6件あるが、勝訴のまま確定したのは1件のみという。
一方、確認的な取り調べを違法とした判決は「今後の取り調べに影響を与える」と評価した。
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県警の伊藤泰充本部長は23日、原告の勝訴が確定しても、関係者の懲戒処分はしない意向を示した。
空気の澄んだ日には富士山が眺望できる田原市の蔵王山展望台で、富士山が見えた時の記念になる「富士山ストラップ」が発売された。授産施設が製作し、障害者の就労支援につなげるのがねらいだ。
ストラップは長さ7センチ、幅3センチのヒノキ板にひもをつけたもので、板には「蔵王山から富士山が見えました」の文字とともに二つの山が描かれている。名古屋市守山区の守山作業所で障害者が板を加工し、田原授産所(田原市)でひもを付け、ラッピングした。1個250円(税込み)。
標高250・4メートルの蔵王山山頂からは約150キロ離れた富士山が年間40日ほど見られるという。空気の澄んだ冬に見えることが多く、展望台には写真撮影にぴったりの「富士見デッキ」もある。感激した客から「記念品があれば」と要望された展望台の担当者が田原授産所に依頼し、実現した。
JR旭川駅と直結する大型複合商業施設「イオンモール旭川駅前」の27日開店を前に、内覧会が23日、開かれた。既存の中心商店街「平和通買物公園」では、3月に入って専門店が閉店し、モールに入居する動きが続いている。旭川の郊外には今月、新たな複合商業施設がイオンに先駆けて開店しており、道内第2の都市の買い物客の流れが注目される。(高橋敦人)
内覧会では、フードコートや道内初出店のテナント、シネマ・コンプレックス(複合型映画館)などが報道陣にお披露目された。
中心商店街からイオンへの転居を決めたある専門店は「様々な目的を持った人たちが行き交うショッピングモールには新たな商機があると考えた」とする。「旭川駅前」では約130ある専門店のうち、40店余が道内企業で、地元との共生を強調する。買物公園の商店主から成る「旭川平和通商店街振興組合」の鳥居幸広理事長は「買物公園の商店は影響を受ける。ただ、札幌への買い物客の流出を食い止める好機にもなるのでは」と述べる。
昨年12月5日開店の「イオンモール岡山」(岡山市)は、JR岡山駅と約200メートルの地下道で結ばれている。専門店数は旭川駅前のほぼ3倍に当たる約360店、年間集客数は旭川駅前のほぼ4倍の2000万人を見込む。
岡山商工会議所の須々木(すすき)敏彦理事は「駅前に年間2000万人を集める施設のできたことは歓迎している。いかに周辺に回遊させるかが課題」とする。同商議所はイオン開店から1か月間の影響について今年1月、市内13商店街に聞き取りし、駅から800メートルほど離れた商店街では「歩く人が明らかに減った」との意見が寄せられた。市や同商議所は新年度に詳細な影響調査を予定している。
旭川駅から約6キロ離れ、旭川空港と駅とのほぼ中間にある東神楽町ひじり野地区にも、約30の専門店の入る商業施設「アルティモール東神楽店」が13日、開店した。運営主体のスーパー「西條」(名寄市)の西條敬弘社長は「旭川と近隣自治体から集客できる」と、自信をみせている。
鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で23日、女子ハンドボール日本リーグに所属する地元チーム「三重バイオレットアイリス」と、関東、関西、東海地区などの大学11チームによる恒例の合同キャンプが始まった。25日まで。
合同キャンプは新シーズンを控えた大学チームに交流の場を提供しようと、アイリスを運営するNPO法人「三重花菖蒲(はなしょうぶ)スポーツクラブ」が主催。大学勢は早稲田大、国士舘大、日体大、関西大、天理大、同志社大、中京大、大同大、名古屋文理大、環太平洋大、環太平洋短期大学部が参加し、試合形式で調整に励む。
先月、7チーム中5位の成績で今季のリーグ戦を終えたアイリスの漆畑美沙主将(26)は「選手として結果を残さないと。勝ちにこだわっていきたい」と、早くも来季をにらんでいた。