社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
南極海で鯨の調査を終えた船団が28日朝、山口県下関市へ帰港しました。調査捕鯨が始まって以来、初めて鯨を捕獲しないで調査を終えました。
下関港へ帰港したのは、調査船など3隻です。南極海での捕鯨は、去年3月の国際司法裁判所での敗訴で中止され、今回は捕鯨砲を外して、主に目視調査が行われました。1987年に調査捕鯨が始まって以来、初めての鯨を捕らないシーズンです。
「今回は目視だったが、調査を続けることによって、科学的なデータを集めて、(将来の)商業捕鯨の再開につなげていきたい」(林芳正農水相)
日本は、捕獲頭数を従来の3分の1近くに減らした新たな計画案を示していて、来シーズンの捕獲再開を目指しています。(28日11:51)
桜の名所として知られる上野恩賜公園(東京都台東区)では28日、都心の「開花宣言」(23日)後、初めての週末を迎えた。「まだ5分咲き」(同公園事務所)だが、花見を楽しもうと朝から場所取りをする人も多く、大勢の観光客や家族連れらでにぎわった。
気象庁によると、28日以降、全国的に天気が変わりやすいものの、気温は平年より高い日が続く。日本気象協会の予想では、30日に都心や横浜市などで満開になる見通し。【藤沢美由紀】
古賀誠元自民党幹事長は、TBSの番組「時事放談」の収録で、安倍政権が進める安全保障法制の整備について、自民党内から反対の声が上がらないことに懸念を示しました。
「自民党の先生方、何か言ってくれよと。なんで黙っているんだと。ハト派じゃなくて、良質な保守派の人たちいっぱいいるはずなんだから、ここで声を出さなければ、日本の平和というのはどうなっていくんだと」(古賀誠元自民党幹事長)
また、野中広務元官房長官は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設作業に関連し、中谷防衛大臣の「瑕疵(かし)はない」という発言に、「瑕疵だらけだ」と厳しく批判しました。(28日11:09)
アメリカを訪問中の自民党の高村副総裁は、安保法制の成立をめぐり、アメリカ政府要人から強い後押しを受けるなど一定の成果を得ました。一方で、今後、国内での理解をどのように得ていくのか、課題は残ります。橋口記者の報告です。
「我が国の外交・安全保障の基軸である日米同盟の抑止力を強化する。これが時代の要請です。安倍政権は今、日本の防衛体制を抜本的に再構成し、日米同盟をさらに強化しようとしています」(自民党 高村正彦副総裁)
アメリカの有力シンクタンクで講演した高村氏は、時間のほとんどを集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障法制の説明にあてました。今回の訪米で高村氏は、カーター国防長官ら政府要人と会談。安保法制の成立に向けて「歴史的な取り組みだ」と強い後押しを受けました。
高村氏には、安保法制の整備や日米防衛協力の指針=「ガイドライン」の見直しにアメリカ側から高い評価を得ること、そして、戦後70年の節目に改めて「日米同盟」の重要性を確認し、一段の強化につなげるという狙いがありましたが、これについては一定の成果を得たといえます。
会期を延長してでも安保法制の今の国会中の成立を目指すと話した高村氏。同盟国のアメリカからはお墨付きを得ましたが、今後、公明党との折衝や国民の理解をどう得るかなど課題は残ったままです。(28日11:03)
栃木県那須塩原市黒磯にある那珂川河畔公園の水生植物園で、ミズバショウが咲き始めた。
1000株ほどが群生し、純白の仏(ぶつ)炎(えん)苞(ほう)と呼ばれる苞が開き、散歩する人たちの目を楽しませている。
市が1996年、水田だった場所に那珂川から水を引いて水生植物園として整備した際、木道沿いに植栽した。友人と来た同市若草町の女性(62)は「毎年、楽しみに来るけれど、年々減っているようだ」と話す。寒の戻りで、苞の先がやや黒ずんでいるのも見受けられるが、来月上旬まで楽しめそうだ。
水辺では黄色のリュウキンカも咲き始め、近くにある黒磯公園の北斜面では、カタクリやニリンソウなどがほころび始めた。