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東京23区内で14日、119番通報が約4時間にわたって相次いですぐ切れた問題で、東京消防庁は21日、受付指令制御装置の設定ミスが原因だったと発表した。携帯電話からの通報増加に対応するため一部の固定回線を廃止したのに、定期的な通報受理テストで廃止した回線にも電子信号を流し続けたため、基板内にテストの指示が蓄積してオーバーフローを起こし、障害が起きたという。
同庁によると、当日は約4時間で702件の119番があり、うち60件の着信が切れた。折り返し電話して確認し、救急や火災対応の遅れはなかったとしている。同庁の臼井正人・情報通信課長は「都民におわびし、メーカーと協議して改善策に取り組む」と話した。【神保圭作】
2016年3月の開業予定の北海道新幹線で、JR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構は21日未明、今年度の試験走行を始めた。
同機構によると、新幹線車両「H5系」(10両1編成)は同日午前0時35分頃、北海道七飯町の函館総合車両基地を出発。雨が強く降る中、青森県側に向かった。信号設備の機能確認などを行いながら、約2時間後、青森県今別町の奥津軽いまべつ駅に到着した。5月下旬以降、奥津軽いまべつ以南の新青森駅(青森市)までの走行も予定されている。
北海道新幹線が通る青函トンネルでは4月3日、走行中の特急から煙が出る事故が発生した。同社によると、事故への対応は社内委員会を設けて検討中で、試験走行のスケジュールに影響はないとしている。
今年度の試験走行は7月30日まで行われ、その後はJR北海道の運転士の技術向上を目指す訓練運転に移る。
統一地方選後半戦の町村長、町村議選が21日、スタートした。前半戦に続き、多くの町村で無投票の当選者が決まった。人口減に直面する町村では自治の担い手不足が深刻化している。一方、人口が増えていても地域の事情で無投票になったケースがある。その一つが5回連続無投票の石川県川北町長選だ。背景には、町長のなり手を地区ごとに選んできた独特の政治風土に加え、豊かな税収による手厚い住民サービスがある。
川北町長選は、現職で無所属の前哲雄さん(61)が無投票で再選を決めた。前さんは事務所で「さまざまな計画や事業の実行を町民の皆さんから託してもらった。責任の重さを実感している」と述べた。1980年の町制施行以来、今回を含めて計9回の町長選があり、選挙戦となったのは95年の1回だけ。1999年以降、無投票は5回連続だ。
町関係者によると、明治期の旧3村から成る川北町では長年、町三役のポストを旧村ごとに一つずつ配分する慣習が続いてきた。現在も町長、副町長、教育長は各旧村の出身者に割り振られている。元町議は「一つにまとまっていこうという雰囲気の中でやってきた」と話す。
町内では手取川沿いの好立地に、大手電器メーカーや食品会社などの工場が相次いで進出。税収を元手に2000年、中学生以下の医療費無料化を県内で初めて実現し、水道料金や保育料も安い。人口は約6200人で、1970年から約2000人増えた。連続する無投票にも50代女性は「人口も増えており、町内で争いが生じないからいいのではないか」と肯定的だ。
一方、町長選と同じ21日に告示された町議選(定数10)には11人が立候補し、20年ぶりに選挙戦となった。町関係者によると、これまで22の地区ごとに調整し、定数と同じ候補者を選んできたが、今回は崩れた。
現職の一人は「人口が増え、すり合わせができなくなったのではないか」とみる。しかし、各地区の間でしこりを残さないよう、どの陣営も選挙カーは使わないという。【中津川甫】
第18回統一地方選後半戦は21日、122町村長選と373町村議選が告示された。町村長選には199人が立候補。このうち、11回連続で無投票になった北海道初山別村など、53人が無投票当選を決めた。町村議選では改選議席数4269議席に対して4832人が立候補し、930人が無投票当選した。
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北海道浦幌(うらほろ)町議選(定数11)では、立候補が10人で定数に届かなかった。これを含め計4自治体が欠員無投票となり、前回統一選より一つ増えた。
それでも、浦幌町議会の関係者は「再選挙を防げただけでも良かった」と胸をなでおろした。公職選挙法の規定は、欠員が定数の6分の1を超すと再選挙を課す。
昨年3月、人口などを考えて定数を13から二つ減らしたが、今月15日の町議選事前審査で、立候補予定は現職9人のみ。田村寛邦議長(68)らは「議会の存在意義が問われる」と、引退予定の議員を慰留し、新人の擁立に奔走した。告示前日に新人1人が立候補を決意したが、残る1人の穴は埋まらなかった。同町長選も無投票となり、ダブルで無投票となった。【鈴木斉】
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赤坂プリンスホテル跡地で転落死
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天皇、皇后両陛下主催の春の園遊会が21日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、赤崎勇・名城大教授(86)ら昨年のノーベル物理学賞受賞者3人を含む各界で功績があった約1800人が出席した。
赤崎教授は車いすで出席。以前、皇居に招待されたことにお礼を述べると、天皇陛下は「お大事に」と優しく声をかけられた。
また、昨年12月の小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げを担当した国中均さん(54)が、通信が途絶えながらも地球に帰還した「はやぶさ」のプロジェクトにも関わったことを説明すると、「ずいぶん心配されたでしょうね」と話された。
このほか、東日本大震災で被災し、昨年4月に全線で運行を再開した三陸鉄道(岩手県)の望月正彦社長(63)には、「地域の人も喜んでいるでしょうね」とねぎらわれた。同社は震災当時、運転士らが乗客や地域住民を避難させた。皇后さまは「あのときは大勢の人を誘導してくださって、ありがとうございました」と述べられた。
両陛下は予定時間を約20分超えて約1時間10分にわたり招待客と親しく歓談された。