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第4回を迎える室生犀星文学賞(主催・読売新聞北陸支社、共催・金城学園)のこれまでの受賞作が読むことのできるファイルが、金沢市千日町の室生犀星記念館に設置された。ファイルは2階の閲覧コーナーで読むことができる。
同文学賞は室生犀星(1889~1962年)の没後50年を記念して、読売新聞北陸支社が創設した。対象は、短編の小説。3次にわたる選考をへて受賞作1点に正賞の九谷焼文鎮と賞金50万円が贈られる。最終選考委員は、小説家で精神科医の加賀乙彦さんと、小説家の中沢けいさん。
ファイルに収められたのは第1~3回の受賞作「二日月」(南綾子・作)「風が動く街」(緋野由意子・作)「雪虫」(安藤憲一・作)の3作品。
犀星の孫で同館名誉館長の室生洲々子さんは「これまでの受賞作を多くの方々に読んで楽しんでもらいたい」と話している。入館料は一般300円、65歳以上200円、高校生以下無料。