社会そのほか速
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外線電話を自動的に時間外対応に切り替える時計が進んでいたのが原因。市人事課は「勤務時間内は職員が電話に応じる必要がある」とし、「(職員が)きちんと勤務していないのではないか、という印象を市民に与えかねない」と問題視。他支所を含め、こうした事例がないか確認したいという。
同支所の開庁時間は、午前8時30分~午後5時15分。時間外にかかった外線電話に対しては、「はい。伊賀市青山支所です。ただいま時間外となっておりますので、52局の1111番に、おかけ直しください」との音声が流れ、宿直室にかけ直すよう案内する。かけ直すと、電話を受けた宿直の職員が各部署に取り次ぐ。
27日に「午後5時13分頃にかけた外線電話が時間外扱いになっていた」との指摘があり、ミスが判明。同支所で調べたところ、切り替えの設定時間は午後5時15分になっていたが、時計そのものが4分進んでいた。このため、切り替えの時間が早まり、定時の4分前には“閉庁”になっていたとみられる。同支所はその日のうちに時計を修正した。
支所では、昨年12月1日に機器を確認したが、指摘を受けるまで時計が進んでいたことに気付いていなかった。いつから、閉庁時間前に時間外対応へ切り替わるようになっていたのかは分からないという。
同支所の牧野頼悌・支所長は「(電話をした人に)かけ直す手間をかけてしまった」と述べ、職員に再発防止を指示。今後、切り替え用の時計が正しいかどうかを定期的に点検する。(中村総一郎)