社会そのほか速
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中国電力が、老朽化した島根原発1号機(松江市)の廃炉を近く決定し、18日にも地元に説明する方針を固めたことが11日、分かった。運転40年を超える老朽原発は安全対策にかかる費用が巨額になるため、廃炉を判断した。
九州電力の玄海原発1号機(佐賀県)や日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県)、関西電力の美浜原発1、2号機(福井県)も同じタイミングで決定し、地元に説明することを検討している。
中国電力の島根1号機は1974年に運転を開始し、出力は46万キロワット。新しい原発に比べて出力が小さく、安全対策投資をして再稼働しても採算確保は難しいと判断したもようだ。