社会そのほか速
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もうかなり前の話のようにも思えますが、昨年のいま頃は新車などのクルマに限らず、家電や日用品まで消費税増税前の日本全国駆け込み需要状態。
日本自動車販売協会連合会による2015年2月度の「新車乗用車販売台数月別ランキング」によると、1位から10位のうち昨年2月との同月比で、前年を超えたのは5位に入ったヴォクシーの102.2%、7位に入った新型デミオが220.6%、10位のホンダ・ヴェゼルが152.7%となっています。
デミオは新車効果で、ヴォクシーは堅調な売り上げ、ヴェゼルはDCTのリコール問題も落ち着き販売攻勢をかけられる状態になったといったところでしょうか。
軽自動車はどうでしょうか? 「全国軽自動車協会連合会」によると、同じく軽自動車でベスト10入りして前年同月比からプラスに転じたのは、1位のN-BOXが110.3%、7位のアルトが117.9%、10位のハスラーが157.5%。
軽ではN-BOXスラッシュを投入したN-BOXも新車効果も貢献しているはずで、アルトも新車効果、堅調なハスラーは生産体制が整い順調にヒット作になっています。
それでは、登録車と軽自動車を含めたベスト10はどうだったでしょう? 下記のとおりです(括弧内は前年同月比)。
1位:トヨタ・アクア 2万2788台(95.1%)
2位:ホンダN-BOX 2万0223台(110.3%)
3位:日産デイズ 1万8825台(91.0%)
4位:ダイハツ・タント 1万7955台(77.5%)
5位:ダイハツ・ムーヴ 1万4459台(90.1%)
6位:トヨタ・プリウス 1万3122台(55.8%)
7位:ホンダ・フィット 1万2013台(65.6%)
8位:ホンダN-WGN 1万1950台(62.1%)
9位:スズキ・ワゴンR 1万1776台(69.3%)
10位:日産ノート 1万0949台(85.8%)
登録車と軽を含めたベスト10だと唯一、前年同月比からプラスになっているのはN-BOXだけという状態で、消費税増税の反動がまだ根強いのが分かります。
売れ筋も軽自動車が中心で、日産ノートをのぞくとハイブリッドもしくはハイブリッドも設定している車種になっています。
(塚田勝弘)
画像付き元記事はこちら:消費税導入の影響が明確に! 2月前年同月比プラスになったのはたった1車種(http://clicccar.com/2015/03/12/297382/)