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福島第一原発で、汚染水対策として建設中の氷の壁=「凍土壁」について、東京電力は、凍結の開始が遅れると発表しました。
凍土壁は、大量の地下水が原子炉建屋に流れ込んで汚染水となるのを防ぐため、1号機から4号機の周りの土の中に建設中の氷の壁です。東京電力はこれまで、建屋の山側にある凍土壁の凍結を今月中に始めるとしていましたが、間に合わないため、来月にずれ込むことを発表しました。
また、東京電力は、今年5月までにすべての処理を完了するとしていたタンクに保管している汚染水についても、およそ2万トンが海水を含んでいて処理が難しいため、汚染水の処理が数か月遅れることを、16日、福島県に伝えました。東京電力は、全ての汚染水の処理が完了できるめどについて、今の時点では明らかにできないとしています。
東京電力は、当初、汚染水を今月末までに全て浄化するとしていましたが、今年に入って「5月まで遅れる」とした経緯があり、福島第一原発の汚染水をめぐる対策は思うように進まない状態が続いています。(16日22:06)