社会そのほか速
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菅義偉官房長官は11日の記者会見で、ロシアが一方的に編入したウクライナ南部のクリミア半島を訪問した鳩山由紀夫元首相を厳しく批判した。「首相まで経験した政治家としてあまりに軽率だ。極めて遺憾だ」と述べた。
同時に、日本政府がロシアのクリミア編入を認めていない点を踏まえ「訪問は政府の立場に著しく反する行動だ」と強調した。
自民党の高村正彦副総裁も党本部で記者団に「力による現状変更は認めないとする日本の立場と相いれず、国際社会に誤解をもたらす。遺憾だ」と指摘。「鳩山氏と民主党は無関係」とした民主党の枝野幸男幹事長の発言に「少しは責任を感じてほしい」と述べた。
政府は10日、75歳以上の高齢者を対象とした運転免許制度の見直しを柱とする道路交通法改正案を閣議決定した。
記憶力などを調べる認知機能検査で、「認知症の恐れ」と判定されれば、医師の診断を受けることなどを義務づける。今国会での成立を目指す。
道交法は、医師から認知症と診断されると、免許を停止・取り消しにすると規定。75歳以上には免許更新時の認知機能検査を義務づけ、「認知症の恐れ」(1分類)、「認知機能が低下している恐れ」(2分類)、「問題なし」(3分類)の3段階で判定する。
現行法では、判定が「認知症の恐れ」でも、過去1年間に信号無視などの違反がなければ、医師の診断なしで免許更新できる。だが、警察庁によると、2013年に75歳以上が起こした死亡事故は458件で、うち約3割で認知機能の低下が疑われるという。
【モスクワ共同】鳩山由紀夫元首相は10日、ロシアが一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島入りした。11日にはロシアがつくった地元政府「クリミア共和国」の指導者アクショーノフ首長と会談する。
日本政府はロシアのクリミア編入を国際法違反として認めておらず、ロシアが実効支配する現状で訪問するにはロシア法令に従う必要があるため編入を追認することにつながるとして、鳩山氏に断念を働き掛けていた。民主党の枝野幸男幹事長は「軽率とのそしりを免れない」と批判した。
ロシアは日本の首相経験者をクリミアに受け入れ、編入の正当性を国際的にアピールする狙いだ。
【共同通信】
石破茂地方創生担当相は10日、共同通信のインタビューに応じ、全自治体に来年3月末までの取りまとめを求めている地方版総合戦略に関し「1年たって駄目なところは2、3年かけようが駄目だ」と述べ、期限内に作成してもらう考えをあらためて示した。
共同通信が1~2月に実施した地方創生をテーマとする自治体首長アンケートの結果について聞いた。
アンケートでは、来年3月までに地方版戦略を自力で策定できるとの回答は37%にとどまり、「拙速だ」「負担が重い」といった批判も目立った。
【共同通信】
大阪市を廃止し特別区に分割する「大阪都構想」や橋下徹市長の政治手法に反対する首長や議員などが賛同して発足した団体「民意の声」が10日、市内で決起集会を開いた。
4月の統一地方選や5月17日に実施される見通しの都構想の住民投票を前に、大規模な集会やデモを計画。今月28日には市内で5万人の参加者を想定した街宣行動を実施する。
集会で浅野秀弥代表は、橋下氏が代表を務める大阪維新の会が大阪の停滞を招いているとの考えから「維新をつぶす」などと発言し、対決姿勢をあらわにした。
集会には都構想に反対する自民党、民主党系、共産党の市議団幹事長も参加。
【共同通信】