社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
拉致被害者家族会の(右列手前から)飯塚繁雄代表、横田滋さん、早紀江さん夫妻らと面会に臨む安倍晋三首相(左端)=3日午後、首相官邸
安倍晋三首相は3日午後、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表らと首相官邸で面会した。首相は、北朝鮮が政府間対話は困難と伝えてきたことを「全く受け入れることはできない」と非難。「今後とも毅然(きぜん)とした姿勢で対応に当たりたい」と述べ、「対話と圧力」の方針で粘り強く交渉を続ける方針を示し、家族会の理解を求めた。
政府は同日、北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮側に「極めて遺憾だ」と抗議し、被害者安否について迅速に調査し、一日も早く結果を報告するよう求めた。北朝鮮が昨年7月に開始し、1年をめどとした再調査の期限が迫るが、安否に関する報告の見通しは依然立っていない。
首相は席上、「大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮が未来を描くことは困難だと認識させることだ」と強調。被害者の早期帰国に向けて「あらゆる手段を尽くす。対話と圧力、行動対行動の原則を貫き交渉に当たる」と述べた。