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【シドニー時事】国連人道問題調整事務所(OCHA)は23日、超大型サイクロン「パム」が直撃した南太平洋の島国バヌアツの被災状況について、死者数を16人から11人に修正したと発表した。
バヌアツ政府はこれまで、「入院患者の病死は被災死でない」と主張し、国連が発表する死者数に異議を唱えていた。
一方、バヌアツの被災地を視察した薗浦健太郎外務政務官は23日、経由地のオーストラリア・シドニーで記者団の取材に応じた。バヌアツでキルマン外相と会談した際、被災諸国に総額120万ドル(約1億4400万円)の追加無償援助を検討していることを伝えたと説明。キルマン外相からは「食料やシェルター(避難所)、長期的な医療援助をお願いしたい」との要望があったという。
2015年3月23日、中国・環球時報によると、ミャンマーのテイン・セイン大統領は20日、北東部シャン州で続く少数民族コーカン族の武装勢力との戦闘について、「ミャンマーの内政であり、中国は解決する手立てがない」と述べ、中国に介入しないよう暗に求めた。
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22日付のAFP通信によると、ミャンマー政府軍関係者は21日、政府軍と武装勢力との戦闘による犠牲者は130人に上ると明らかにした。
テイン・セイン大統領は20日、英BBCの取材に応じ、「中国政府は内政不干渉政策を取っており、いかなる組織も中国領内からミャンマーを攻撃することを認めないと表明している」とした上で、「中国には(この問題を)解決する手立てはない。ミャンマーが自ら解決しなければならない」と強調した。(翻訳・編集/柳川)
シンガポール「建国の父」と呼ばれたリー・クアンユー元首相が23日未明、入院していた現地の病院で死去した。91歳だった。香港メディア・東網は同日、リー氏が首相として戦後の日本企業の経営方法を手本に生産効率を上げ、同国経済を飛躍的な発展に導いたと紹介した。
シンガポールは1965年にマレーシア連邦から独立し、リー氏は首相として、計31年間にわたって政権を担った。リー氏は独立後に英国軍が撤退し、大きな打撃を受けたシンガポール経済を立て直すため、先進国の製造業などを積極的に誘致。
また戦後の日本企業を手本に生産効率を上げて利益を生み出し、労使双方に分配させるという方法で、60年代後半から80年代まで10%前後の高い経済成長率を維持した。その結果、シンガポールは80年代には香港、台湾、韓国と並ぶ「アジアの四小龍」として知られるようになった。
(編集翻訳 恩田有紀)
「桜前線」が南九州から北上を始めた。花見の季節だ。大勢で繰りだし、酒盛りをするグループも多い。多少なら破目を外しても、咎めるのは「無粋」というもの――。しかし桜を目当てに日本に旅する中国人観光客の「乱痴気」ぶりはあまりにも度をこしていて、日本人を困らせているらしい。中国メディアの環球網が20日付でこんな報道をした。
環球網は、日本の週刊誌「週刊ポスト」などの記事を引用した。桜の名所に押しかける中国人のマナーがあまりにもひどく、関係者が困り果てていると紹介。具体的には「(座り込み禁止の場所に)かまわず座り込む」、「木の枝を揺らして花びらを散らせる」、「ごみを捨てちらかす」、「たこ焼き店が店の前に椅子とテーブルを置いていたところ、店の物を買わない中国人が居座って、自分が持ってきた酒を飲み弁当を食べて、大騒ぎを続けた」などの行状を挙げた。
ある桜の名所では、昨年(2014年)も多くの中国人観光客が訪れ、さまざまな問題を起こした。中国人観光客が増えたのは、中国の雑誌で紹介されたことがきっかけとみられるという。商店主のひとりは「今年もまた(中国の)雑誌で紹介された。昨年より中国人観光客がもっと増えるかもしれない。いったいどうすればよいか分からない」と嘆いたという。
中国では2000年を過ぎると、自国内の観光地における「客のマナーの悪さ」を批判する記事が増えた。2010を過ぎると「国外における中国人観光客の問題行為」を伝える報道が増えた。問題意識があるからこそ、メディアも繰り返し取り上げると考えられ、インターネットで「批判意見」を披露する人も多い。
2014年には習近平国家主席が訪問先のモルジブで、「わが国国民が海外に出かけた際に、もっとマナーを守るように教育しなければ、ダメだ。ミネラルウオータを飲んだあと、ボトルを投げ捨てるようじゃいかん。人様のサンゴ礁を荒してはダメだ」などと発言。国家のトップもが、海外における自国民の“行状”を憂慮する発言をした。
平均的な常識を身に着けた人が多い日本人に比べ、中国では各人の「民度の格差」が大きいために、マナーの問題が発生しやすいとの指摘もある。(編集担当:如月隼人)(写真は環球網が掲載した上記記事のページのキャプチャー)
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(台北 23日 中央社)シンガポールの「建国の父」、リー・クアンユー元首相が23日未明、91歳で死去した。台湾との関係も深く、総統府と行政院(内閣)は相次いで声明を発表し、哀悼の意を示した。
同氏は1965年のシンガポール建国以来、何度も台湾を訪問し、関係強化に尽力したほか、台湾海峡両岸関係の進展にも貢献。1993年には台湾と中国大陸の民間窓口機関が初めて公式に行ったトップ会談の仲介役を務めた。
総統府は「中華民国は揺るぎない友人を失った」とその死を悼んだ。馬英九総統と毛治国行政院長(首相)はそれぞれシンガポールの政府関係者らに対して弔意を表す書簡を送った。
一方で、中華民国及びシンガポール国会議員友好協会の江啓臣会長は、今後の双方を取り巻く政治や経済貿易関係には大きな影響はないだろうと見解を述べている。
(陳偉テイ、劉麗栄、唐佩君/編集:齊藤啓介)