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2015年3月23日、韓国・朝鮮日報によると、訪日外国人観光客数が4カ月連続で訪韓外国人観光客数を上回った。
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朝鮮日報が韓国文化観光研究院と日本政府観光局の出入国統計を分析した結果、2月の訪日外国人観光客数は139万人で過去最多となり、105万人だった訪韓外国人観光客数を大きく上回ったことがわかった。訪日外国人観光客数は昨年11月から今年2月まで4カ月連続で訪韓外国人観光客数を上回っているが、これは2008年10月以来7年ぶりのことだという。
訪日外国人観光客が増加した要因としては、昨年11月に行われた日中首脳会談をきっかけに訪日中国人観光客数が大幅に増加したことや、円安により最高のサービスを低価格で受けられるので、外国人観光客が旅行先として韓国よりも日本を選ぶようになったことなどが挙げられる。また、日本政府は10年以上にわたり観光育成に力を注いできた。2006年に「観光立国推進基本法」を制定し、昨年は免税店設置や消費税免税制度支援、ノービザ対象国拡大、航空便・クルーズ船の運航数の増加など、さまざまな政策を実施した。漢陽大学のイ・フン教授は「ショッピング観光や芸能人中心の韓流観光だけでは限界がある。韓国も体系的な戦略を立てて速やかに実施するべきだ」と指摘した。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「九州にある湯布院や黒川温泉に行ったが、韓国との観光資源の差を実感した。日本は1年を通してさまざまな行事やお祭りが開催されるし、道がとてもきれいだ。韓国も改善していくべきなのに、政府は机上の空論ばかり…」
「韓国には観光資源が少な過ぎる。ショッピング以外には何もない」
「今までは日本に勝っていたということが不思議だ」
「放射能問題があるのにもかかわらず、なぜ日本旅行が人気なのか?それは一度日本に行けばすぐにわかる。食べ物はおいしいし、景色がとてもきれい。店員の対応も最高だ。すべてにおいて韓国よりも優れている」
「韓流よりも韓国の伝統を世界にアピールしようよ」
「なんでわざわざ日本と比較するの?悲しくなるだけだ」
「日本の亜流が韓流でしょ?韓国にオリジナルなものなんてないんだから、外国人が韓国よりも日本を選ぶのは当然」
「韓国旅行の唯一の長所は『安さ』だったのに、それさえもなくなってしまった今、韓国に勝ち目はない」(翻訳・編集/堂本)
【シンガポール共同】「わたしは人生の大半をこの国の建設に費やしてきた。やり残したことはない」。23日死去したシンガポールの初代首相リー・クアンユー氏が生前にこう語っていたと長男のリー・シェンロン首相が国民向けのテレビ演説で同日、明らかにした。
首相は緊張した面持ちで「建国の父はもういない」と切り出した。アジアの小国を発展させた功績をたたえ「彼のような人は二度と現れないだろう」と語った。
首相によると、リー・クアンユー氏は「わたしが最後に得たものは『成功したシンガポール』。諦めたのは『自分の命』だ」と話していたという。
◇「船のキャンセル響く」 見合わされる外国客船寄港
【シディブサイド(チュニジア北部)宮川裕章、チュニス秋山信一】チュニジアの首都チュニスで国立バルドー博物館が襲撃され20人以上が死亡した事件で、国の基幹産業の観光業界に不安が広がっている。2011年の反政府運動で崩壊したベンアリ政権時代に経済が安定していたことを懐かしむ声も出ている。
地中海沿いの丘に連なる鮮やかな青白2色の建物。チュニジア北部の観光地シディブサイドには土産物店が並ぶが、通りは客の姿がまばらだ。「船のキャンセルが響いている」。キーホルダーなどを売る土産物店主、フェシシ・ボルヘンヌさん(38)は渋い表情だ。18日にチュニスで起きた襲撃事件以降、外国からの客船の寄港が見合わされている。
「今回のテロの影響は、11年の革命時の混乱で観光客が減った時とは比較にならないほど大きい」。国内の旅行代理店700店が加盟するチュニジア旅行代理店協会のナディア・クタタ事務局長(40)は心配する。
革命前、約700万人だった外国人観光客は一時470万人に減ったが、13年以降は600万人台に持ち直していた。だが以前の水準には戻っておらず、観光業界では、人権抑圧体質だった一方で治安、経済は安定していたベンアリ政権時代を懐かしむ声が聞こえてくる。
クタタ事務局長は02年に南部ジェルバ島のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)でドイツ人観光客ら約20人が死亡したテロ事件を振り返り、「あのテロでドイツからの観光客が減少し、その時の影響が続いていた。そこに首都で事件が起きた。回復までに何年かかるのか分からない」と話した。
国内総生産の7%を占め、直接雇用だけで40万人、間接雇用などを合わせると人口1000万人の国民の2割が従事するとされる主産業・観光業への打撃に政府も頭を痛めている。政府は襲撃事件後、治安対策と同時に観光業界へのテコ入れを進める緊急委員会を発足させ、金融支援をこれまでの2倍に増やす意向だ。
「観光しかない国だからこそ、博物館がテロに狙われた。この危機を国民みんなで団結して乗り越えなければならない」。チュニスのタクシー運転手、アビブ・キアリさん(46)は語った。
【北京・石原聖】シンガポールのリー・クアンユー元首相の死去を受け、中国は23日、「古い友人」と親しみを込めて習近平国家主席ら最高指導部が相次いで弔電を送った。
リー元首相は祖先が広東省出身の華人で、故・トウ小平氏が「シンガポールに学べ」と改革・開放政策の参考にした経緯もあり、中国とのつながりが高い関心の背景にある。
リー元首相は共産主義を否定したものの、西側のシステムや価値観の全面的な受容も否定し、体制批判を封じた権威主義的な開発独裁体制を維持した。シンガポールは中国共産党にとって魅力的な将来の体制モデルでもあり、中国外務省の洪磊(こう・らい)・副報道局長は23日、「独特の影響力を持つアジアの政治家で、東洋の価値観と国際的な視野を併せ持つ戦略家だ」との談話を発表した。
【チュニス時事】日本人3人が死亡したチュニジアの観光客襲撃事件で、けがをして首都チュニスの病院に入院している結城法子さん(35)とその母親の容体がほぼ回復したことが23日、在チュニジア日本大使館への取材で分かった。
2人の入院先であるシャルルニコル病院の関係者は時事通信に「経過は順調で、間もなく退院できそうだ」と話した。もう1人の負傷者である日本人の男性は、別の病院で治療を続けている。
一方、関係者によれば、シャルルニコル病院に安置されていた成沢万知代さん(東京都荒川区)ら日本人の犠牲者3人の遺体は、同日までに病院からの別の施設に運び出された。近く日本に帰国する見通しだ。