社会そのほか速
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(台北 27日 中央社)戦後に国民党とともに台湾に移り住んできた軍人やその家族が住んでいた“眷村”の一つである「嘉禾新村」(台北市)が取り壊しの危機に面している。同所には昔ながらの建築物などが残り、台湾ドラマ「16個夏天~The Way We Were」や「イタズラなKissII~悪作劇2吻~」を始め、数多くの作品のロケ地としても使われた。市民団体は同所を残そうと抗議活動を行っている。
抗議活動は、今月4日に国防部陸軍司令部により同所の取り壊しなどの工事に関する入札が公示されたのをきっかけに勃発。15日には、反対する人々がプラカードを持つなどして同所に集結した。
団体の広報担当者は、同所には眷村スタイルの建築物が残されているほか、樹齢数十年の木もあり、渡り鳥の休息地になっていることを強調。柯文哲台北市長に対して、同所を保存するよう訴えた。
同所に住んで56年になる馬さんは、眷村文化は貴重な文化資産であるとした上で、同所にはユニークな町並みも残るため、政府には文化を重視し、保存に取り組んでほしいと存続を願った。
同所は日本統治時代には公園や砲兵隊の宿舎として使われており、今でも一部に日本式の建物が残っている。同所で育った映画監督の鈕承澤氏も保存へ支持を表明している。
(游凱翔/編集:名切千絵)
【モスクワ時事】中央アジア最大の約3000万人の人口を擁するウズベキスタンで29日、大統領選が行われる。旧ソ連末期から四半世紀も政権の座にあるイスラム・カリモフ大統領(77)の圧勝による再選が確実だ。独裁体制の長期化による人権抑圧などの問題が指摘されるが、独裁が揺らげば隣国アフガニスタンからイスラム過激派の浸透を許しかねないというジレンマを抱える。
ウズベクはロシアと中国の間に位置し、アフガニスタンと国境を接する地政学上の要衝。米同時テロ後に米軍駐留を認めたり、ロシア中心の集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟したりしたが、現在は「軍事同盟を結ばず、外国軍も駐留させない」(カリモフ氏)方針を堅持する。
【ロンドン時事】アフリカ最大の人口と経済規模を擁するナイジェリアで28日、大統領選の投票が行われる。再選を目指す与党・国民民主党(PDP)のグッドラック・ジョナサン大統領に対し、最大野党・全進歩会議(APC)候補のムハンマド・ブハリ元最高軍事評議会議長が挑む一騎打ちの構図。北東部を本拠にテロを繰り返すイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」対策が大きな課題として浮上する中、対照的なリーダー像を示す2人が接戦を繰り広げる。
ジョナサン大統領は、動物学の博士号を持ち、政界入り前は大学講師などを務めた。名前の「グッドラック(幸運)」そのままに、南部バイエルサ州副知事だった2005年、汚職で告発された知事の後任に収まった。副大統領だった10年には、ヤラドゥア大統領(当時)の病死で大統領に昇格した。
韓国メディアの国際新聞は25日、「2015年の日本と韓国」というタイトルで記事を掲載し、日本にとっては敗戦70周年、韓国にとっては光復70周年、日韓関係においては国交正常化50周年となる節目の年であり、色々な意味で両国間にとって特別な年であると報じた。
まず、記事では「竹島(韓国名:独島)」について言及した。1900年に韓国の高宗皇帝が「勅令41号」を出し、当時、島根県が「竹島は韓国の領土」であるとしたと伝えた。しかし、日本はそうしたにもかかわらず当時から現在に至るまで、「竹島は日本の領土」としていると報じた。
また、20世紀前半から韓国は日本から植民地支配を受け、韓国史上最も屈辱的なことの1つであったとし、両国は歴史認識問題を正すため努力を続けなければならないと論じた。
次に、記事は、日韓関係を経済面から分析。日韓国交正常化から過去50年を振り返ってみると、経済関連指標だけで見れば、貿易規模や両国を訪問する旅行者数などは拡大し発展してきた。また、文化や学術の交流は両国をはじめアジア諸国の発展に貢献してきたとし、「今後も両国は国際社会の一員として協力と役割を担っていかなければならないパートナーである」と主張した。
但し、現在の両国間においては、「最も重要なパートナーではない」としながらも、市場経済や民主主義、人権などを共有する最も近い国同士であるがゆえ、事案に応じては北東アジアの国際秩序に大きな影響を与えるとした。また、朝鮮半島、ユーラシア大陸の地域情勢の関係によっては少なからず影響を与えるという点を踏まえると、「国際社会が日韓関係を注目している状況である」と論じた。
しかし、実際、現在の日韓関係には問題が山積している。歴史認識問題をはじめ様々な問題が解決されないまま、むやみに両国間の関係改善はできないし、また、その答えを見出すことは、たやすいことではないと主張した。それを踏まえ、日本は国際社会において、責任ある国家としてこの2015年という節目の年に、これまでの歴史問題の葛藤を解決し、勇気ある決断を見せなければならないと指摘した。
また、現在に至るまでの日韓関係は、よくも悪くも歴史的に「愛憎」の関係であり、最近にいたっては「愛」よりも「憎」の時期であるとしたうえで、「憎」の期間が長くなれば長くなるほど、両国国民の基本的な感情までもが傷ついていくと主張。この点においても国際社会は懸念していると論じた。…
中国メディア・中国青年網の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは22日、同日の「世界水デー」に合わせて、日本の節水トイレについて紹介したところ、多くのユーザーが関心を寄せた。
ツイートは「日本の公衆トイレは面白い」として、男性用小便器の上部に畜水タンクがあり、タンク上部の蛇口から水が流れて手を洗うことができ、タンクに貯められた水が下の便器に流れる仕組みになっていると紹介。「このデザイン感覚は素晴らしい! 1年でどれだけの水を節水できるか。参考にすべき!」と評した。
このツイートに対して、微博ユーザーからは「これはすごい。普及させよう」、「素晴らしい。節約になるね」、「トイレ改革だ!」などの賞賛コメントが寄せられた。また、「身の回りの発明の多くはハイテクである必要はなくて、ちょっとした行動の差なんだな」、「創意は日常にある。習慣にある。思いがけないところにある」という、創意にかんするコメントを残すユーザーもいた。
一方、この便器を中国の公衆トイレに導入したら「中国人は畜水タンクに小便をしそう」、「中国だったら吸殻入れになりそう」といった意見や、「いいはいいけど、マナーを守れる人が使わないと……」という指摘も出た。
中国では水不足が社会問題になってからすでに久しく、さまざまな節水の取り組みが紹介されている。節水のためのアイデアは大変貴重であるが、それよりも大切なのは市民が水不足の危機感を十分に持ち、理解したうえで正しく使用することのように思える。(編集担当:近間由保)(写真は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に22日付で掲載された画面のキャプチャ)
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