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中国の習近平国家主席が国際会議で演説し、「抗日戦争勝利から70年の今年は、歴史を心に刻む重要な時だ」と日本をけん制しました。
「今年は反ファシズム戦争と抗日戦争勝利から70年です。人々が歴史を心に刻み、過去を参考に未来を知る重要な時です」(中国 習近平国家主席)
習国家主席は、海南島で開かれている『ボアオ・アジアフォーラム』でこのように述べた上で、「アジアには依然として歴史が残した問題や、現実での矛盾、意見の食い違いが残っている」としました。夏に戦後70年談話を発表する安倍政権をけん制する狙いがあるとみられます。
また、中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行の設立については、「準備作業は進んでいる」と述べ、各国のさらなる参加を呼びかけました。(28日15:50)
(ロサンゼルス 28日 中央社)国際空港評議会(ACI)が26日に発表した、2014年の貨物取扱量に関するランキングにおいて、台湾の桃園国際空港が世界10位を獲得した。前年は15位だった。台湾がトップ10入りするのは初めて。
桃園空港の2014年の貨物取扱量は前年比で6.2%増加し、208万8727トンに達した。同ランキングの1位から4位までの順位は2013年から変わらず、香港の香港国際空港、米国のメンフィス国際空港、中国大陸の上海浦東国際空港、韓国の仁川国際空港が続いた。
同日に発表された旅客数部門では、過去に「世界で最も忙しい空港」に選ばれた、米国のアトランタ国際空港が1位を獲得。2~5位は中国大陸の北京首都国際空港、英国のロンドン・ヒースロー空港、日本の羽田空港、米国のロサンゼルス国際空港だった。
ACIは世界の旅客数は増え続けていると指摘。昨年は66億人を突破し、前年から5.1%増加している。
(呉協昌/編集:杉野浩司)
24日に起きた独LCCの旅客機が墜落事故について、アンドレアス・ルビッツ副操縦士による意図的墜落と報じられて以来、その人物像については続々と新たな証言が飛び込んできている。興味深い記事として、英メディア『dailystar.co.uk』が伝えた内容をご紹介したい。
フランスで24日、ルフトハンザドイツ航空のLCC「ジャーマンウイングス」の旅客機が墜落事故を起こした件で、機長をコックピットから締め出し、故意に機体を山中に突っ込ませた疑いが極めて濃厚になっているアンドレアス・ルビッツ副操縦士。精神的な問題に苦しみ訓練を中断していた時期があったこと、担当医は勤務を認めていなかったこと、本人が雇用者にそれを隠して乗務していたことなどが次々と分かってきた。
そして新たに、ルビッツ副操縦士には自身の性癖に対する強い苦悩があったのではないかと報じられるようになっている。彼には来年の結婚を視野に同棲していた女性がいたが関係を解消しており、酷くふさぎ込むようになっていったという証言が多々出ているのだ。
英メディア「dailystar.co.uk」は、彼が地元・ラインラント=プファルツ州ヴェスターヴァルト郡モンタバウアー近くにある、ドラッグクイーンや小人を売り物にしているナイトクラブ「Agostea」に顔を出していたとの情報を得たとしている。また他紙もそれを裏付けるかのように、ルビッツ副操縦士にかつて客室乗務員をしていた時期があったことに触れている。パイロットや仲間から“Tomato Andy”(同性愛者の軽蔑的表現)と呼ばれ、ひどく傷ついていたことを友人が明らかにしている。
※ 画像はdailystar.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
アメリカ・ニューヨークの日本食レストランが多く集まる繁華街でビルが爆発した事故で、ニューヨーク市は2人の安否が確認されていないことを明らかにしました。
この事故は、ニューヨーク・マンハッタンの繁華街でビルが爆発して出火し、あわせて4棟が焼けたもので、一夜明けた27日、ニューヨーク市は、安否が確認されていない人が2人いることを明らかにしました。また、けが人は消防隊員を含めて22人に上り、そのうち4人が重体だということです。
ニューヨークの日本総領事館によりますと、これまでのところ、日本人がけがをしたとの情報は入っていないということです。
現場のビルでは、爆発のおよそ30分前までガスの配管工事についての打ち合わせが行われていました。その直後に1階のすし店から「ガスの臭いがする」とビルのオーナーに連絡があったということで、警察が事故原因を調べています。(28日05:15)
2015年3月26日、タイの中国伝統医学に基づいた漢方薬を紹介したい。
【その他の写真:生薬は生産地によっても効能が変わるので特に気をつけなければならない。そのため、タイ国内の生薬の90%は中国産とされている。写真は霊芝と呼ばれるもの。】
タイでは2000年に中国伝統医学がタイ政府に認められ、中国伝統医学に基づいた医学部の創設や、総合病院に中国伝統医学関連の科が設置され、徐々にタイ人も中国伝統医学で健康になろうという人が増えてきている。
中国伝統医学といえば鍼灸(しんきゅう)や推拿(すいな。中国整体)などがあるが、一般的にすぐに思い浮かぶものは漢方薬だろう。
ここで注意したいのは漢方薬はあくまで日本での呼び方である点だ。日本の漢方医学(東洋医学)は中国伝統医学と起源を同じにしてはいるが、江戸時代の鎖国や現代の薬事法などの関係で独自に発展した。そのため、中国本土の中国伝統医学とは異なる診断や薬の処方が行われる。中国やタイでは漢方薬は中薬という。ただし便宜上、この記事内では中薬も漢方薬と呼ぶことにする。
中国伝統医学は体全体をひとつのまとまりと考える。表には裏があるように、人体やすべての事象には陰と陽の表裏があり、バランスが崩れると体調不良になると考える。漢方薬はその素になる生薬を混ぜ合わせたものだ。生薬は植物だけでなく、動物や鉱物からも採取する。組み合わせによって効能の一部が強くなったり、弱くなる生薬の性質を巧みに利用して漢方薬の処方箋が作られる。
タイは日本と違い、正統的な中国伝統医学が伝わっている。タイ最大の中華街、バンコクのヤワラー通り周辺には生薬販売店がずらりと並ぶ。中でも最も有名なのは北京に本店を置く『北京同仁堂』だ。ここは中国移民1世の創始者が開いた生薬店『福安堂』が元にあり、2世がタイ政府に中国からの生薬の輸入を働きかけマーケットができあがった。そして、3世が中国の同仁堂と提携し、タイでの中国産生薬の販売の先頭に立っている。
バンコクにある同仁堂が他店と違うのは中国伝統医学の中国人医師が常駐し、その場で診断、処方箋を発行してくれる点だ。他店はタイ最大の中国伝統医学クリニックである『華僑報徳善堂付属華僑中医院』などが発行した処方箋を元にしか漢方薬を出せない。
また、タイ国内の漢方薬用生薬は90%以上が中国からの輸入物で、残念ながら農薬などの問題で逆に健康を害する恐れが指摘されている。…