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韓国ソウル市江南区の医療衛生当局は15日、“世界の美容整形の聖地”とも呼ばれる同区内の整形医院の衛生状況がまちまちであることを指摘する内容の報告書を発表した。中国・新華社の報道として、大河報が16日伝えた。
近年、美容整形のために訪韓する中国人が急増しており、こうした整形医院が安全かどうかは中国、韓国で共に注目される問題となった。
報道によると、江南区にある整形医院は約360カ所。区の健康センターがこのうち120カ所について昨年11月から12月にかけて調査を行った。
調査では120カ所のうち紫外線消毒設備を持つ病院がわずか3カ所で、手術前に医師や患者の身体についたほこりをはらう設備を持つ病院も2カ所にとどまることが分かった。一部の小規模な病院では医療廃棄物のごみ箱が常にベッドから近い場所に置いてあるケースがみられ、さらに、複数の病院で手術室の温度、湿度が適切でなく、汚染されやすい状況であることも分かった。
区健康センターは衛生管理が不十分だとして、最近、300人以上の医療関係者に対して指導を行った。センターでは今後、今回の調査の対象とならなかった病院についても検査を行い、“整形の聖地”としてのイメージを守りたい考えだ。
(編集翻訳 恩田有紀)