スノーボード男子ハーフパイプで表彰台に上がった平野歩夢と、スキージャンプ男子で初の個人種目のメダルを獲得した葛西紀明の年齢差は２６歳。念願をかなえた選手がいる一方で、あと一歩で夢に届かず涙を見せた選手もいる。死力を尽くしたアスリートの表情と言葉で前半戦を振り返る。

　　写真部五輪取材班（ロシア・ソチで）

• フィギュア　「金」羽生結弦（１９）「金メダルを取って言うのもなんだけど、悔しい。自分の演技に満足していないので」「自分はまだまだ若い。次の五輪で頑張りたい」（１５日撮影）　
  • スノボＨＰ　「銀」平野歩夢（１５）（左）　「銅」平岡卓（１８）「（最年少メダリストに輝き）やったぞという感じ。歴史に残ると思う」（平野）「やりきった感じ。最高です」（平岡）（１１日撮影）　
    • ノルディック複合ＮＨ　「銀」渡部暁斗（２５）「勝ちに行って、思ったところで仕掛けて負けたので悔いはない」「（祝福のメールの多さに）一つすごいことをやってしまったんだな」（１２日撮影）

      　　
      　

      全力　輝く涙

      • モーグル　上村愛子（３４）集大成と決めた５度目の五輪で４位「メダルが狙えるところまで来られたのがすごくうれしい」「本当に満足度が高くて。こういう気持ちになるのは最後なんだと」（８日撮影）　
        • ジャンプＮＨ　高梨沙羅（１７）メダル候補ながら表彰台を逃して悔し涙「自分の思い通りに飛べなかったということは、メンタルの弱さだと思う」「（山田いずみコーチに）メダルを見せてあげられなくてごめんなさい」（１１日撮影）