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世界中に底力を見せた初戦
チャンピオンズリーグのベスト16、2ndレグ。ホームでの1stレグを0-0のドローで終えたシャフタール。アリアンツ・アレーナでのバイエルンは無敗かつ圧巻の成績を残しているが、勝ち抜けの可能性はあるのだろうか。
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現地時間11日に行われるチャンピオンズリーグのベスト16、2ndレグ。ドイツ王者バイエルンは、ホームにウクライナの雄シャフタールを迎える。
シャフタールにとって、バイエルンという相手は絶対的不利な相手と目されていたが、1stレグは0-0とドローに持ち込んだ。さらに、シャビ・アロンソを退場に追い込むことで世界中に底力を見せつけた。
では、勝ち抜けの確率はどうなのだろうか? 昨シーズンも用いたデータから2ndレグを占ってみよう。チャンピオンズリーグと名を変えた92-93シーズンから10日の2試合を終えて、ホームでの初戦を以下のスコアで終えた場合の成績だ。
0-0 9勝18敗
0-1 1勝22敗
0-2 0勝9敗
0-3 0勝5敗
0-4 0勝1敗
0-5 0勝3敗
1-0 21勝12敗
1-1 13勝19敗
1-2 1勝4敗
1-3 0勝3敗
1-6 0勝1敗
2-0 18勝2敗
2-1 10勝10敗
2-2 2勝10敗
2-3 0勝5敗
2-4 0勝1敗
2-5 0勝1敗
3-0 5勝2敗
3-1 8勝5敗
3-2 1勝6敗
3-3 0勝2敗
4-0 6勝0敗
4-1 6勝1敗
4-2 1勝1敗
5-1 1勝0敗
5-2 2勝0敗
シャビ・アロンソ不在も選手層に不安ないバイエルン
データ上では9勝18敗で勝ち抜け率は33.3%。ホームでの初戦でドローに持ち込んだとはいえ、やはりシャフタールにとっては厳しい結果となっている。
さらにウィリアムヒル社のオッズでも、バイエルンに1.17倍、ドローに6.5倍、シャフタールに21倍と、ベスト16の全8試合でもっとも高い配当となっている。
特にバイエルンは今季のブンデスリーガでホーム戦12試合を行い、11勝1分け。さらに、その内容を見ると40得点4失点と圧巻の成績を残している。CLグループステージ3試合でもマンチェスター・シティ(1-0)、ローマ(2-0)、CSKAモスクワ(3-0)と全勝。ここまで全ての大会を通してホームでは無敗とキープしている。
1stレグで退場処分となったシャビ・アロンソは、ここまでブンデスリーガ24試合で21試合に出場(19先発)するなど、グアルディオラ監督からの信頼も厚い。…