社会そのほか速
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ボクシングのIBF世界ミニマム級王座初防衛に成功した王者・高山勝成(31)=仲里=が23日、大阪市内で一夜明け会見を行った。
同級9位・ファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)を相手に9回負傷判定勝利。カットした両まぶたを35針縫って痛々しい姿で会見場に現れた。
実は目以外にも、右太ももに重傷を負っていた。1回、ゴングと同時に全速力で相手に襲いかかった時だ。「開始3秒で足を打撲していました。“Bダッシュ”した時、ファーランの足が右足に入った。焦らすことには成功したけど、大変なことになった。そこからずっと引きずっていた」と明かした。
会見中に中出博啓トレーナーに右足をつつかれると、「痛い、痛い」と顔をしかめる程。満身創いながら、終始、手数、スピードで圧倒し、完勝。「IBFのベルトには誇りを持っている」と胸を張った。
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(22日、大阪府立体育会館)
ボクシングのダブル世界戦が22日、大阪府立体育会館第1競技場で開催され、メーンのWBA世界フライ級タイトルマッチでは、元世界2階級王者で同級3位の井岡一翔(26)=井岡=が2-0の判定で、王者のフアンカルロス・レベコ(31)=アルゼンチン=を破り、3階級制覇を達成した。 9度目の防衛に失敗したレベコは仏頂面で引き揚げると、控室に籠城し、試合後1時間ほど対応しなかった。報道陣を寄せ付けず、一度はドーピング検査も拒否した。
【写真】判定で新王座に輝き井岡一法会長と抱き合う井岡一翔
怒りを鎮めて、ようやく姿を見せると、まずは判定への不満を述べた。「私はチャンピオンなのでチャンピオンらしく戦った。攻める姿勢を見せた。正直、判定には不満がある。2、3ポイントは私が勝っていたはず」と試合を振り返った。
試合前から陣営はいらついていた。会場入りしてから控室までの経路が分からず、試合で使うバケツも用意されていなかった。自身の入場曲であるという「Los Caminos De La Vida(人生の道)」を当日になって使用したいと申し入れて結局は使えたものの、一度は断られたことも不満の様子だった。
それでも8度防衛した王者のプライドなのか、対戦相手の井岡に対しては「非常にいいボクサー。フットワークにスピードがあり、自分の距離で戦うことができる」と、たたえることを忘れなかった。今後の希望として「再戦したい。できるだけ早く」と答え、会見を終えた。
マーリンズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でのフィリーズ戦で日米通算1966得点目をマーク。王貞治氏が持つ日本記録にあと「1」とした。「7番・レフト」で2試合連続となる先発出場を果たし、8回の第4打席で二塁内野安打を放つと、後続のセンターフライを相手中堅手が失策する間に生還した。
相手先発はエース左腕のハメルズ。イチローは2回1死走者なしの第1打席ではストレートの四球を選んだ。1-1で迎えた4回の第2打席は無死一、二塁のチャンスだったが、三ゴロに倒れてチャンスを広げられず。6回2死一塁での第3打席では遊ゴロに打ち取られた。
マーリンズは7回、2番手のガルシアを攻めて1死一、三塁とすると、ボークで勝ち越した。
8回、イチローは2死走者なしで第4打席へ。右腕ジャイルズの5球目をセカンドに転がすと、快速を飛ばしてセーフ。この日、初のヒットとなる内野安打で出塁した。その後、三塁まで進むと、ゴードンの中飛が相手のエラーを誘い、生還した。この回、マーリンズは4点を加え、リードを5点に広げた。
イチローは日本で658得点、米国では1308得点をマーク。2006年の第1回WBCで監督を務め、イチローも尊敬する王貞治氏の日本記録に王手をかけた。
◇セ・リーグ ヤクルト―巨人(2015年4月24日 神宮)
昨秋に左アキレス腱の手術を受け、開幕から2軍でリハビリを続けていたヤクルトのバレンティンが24日、出場選手登録され1軍合流。同日の巨人戦(神宮)に4番・左翼で先発した。
注目の第1打席は2回、先頭打者で迎えた。初球から2球続けてフルスイングし追い込まれたが、その後はしっかりと球を見極め四球を選んだ。5番雄平の中安打で二塁に進み、8番大引の中安打でバレンティンは二塁から一気に生還。先制のホームを踏んだ。4回の第2打席は遊ゴロに倒れた。
5回の守備では巨人・村田の左翼線にあがった打球を追いかけたが、途中で脚を引きずり、ひざまずく場面があった。その後、左太ももに違和感を訴え、6回表の守備から退いた。
ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンが自身のベストイレブンを発表した。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
ブッフォンが選ぶベストイレブンは以下。
GK:イケル・カシージャス(レアル・マドリー/スペイン代表)
右SB:リリアン・テュラム(元ユベントス/元フランス代表)
右CB:ファビオ・カンナバーロ(元ユベントス/元イタリア代表)
左CB:パオロ・マルディーニ(元ミラン/元イタリア代表)
左SB:ロベルト・カルロス(元レアル・マドリー/元ブラジル代表)
右MF:ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元ミラン/元イタリア代表)
MF:アンドレア・ピルロ(ユベントス/イタリア代表)
左MF:パベル・ネドベド(元ユベントス/元チェコ代表)
右WG:ロベルト・バッジョ(元ユベントス/元イタリア代表)
FW:ロナウド(元インテル/元ブラジル代表)
左WG:リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
ブッフォンは自身のアイドルはカメルーンのレジェンドGKトーマス・ヌコノの名前を挙げたが、「我々の世代ではカシージャスが素晴らしい。彼ら2人には常に敬意を払っているよ」とコメントしている。
また、カンナバーロに関しては「もし、2006年のバロンドールで彼でなく僕が選ばれていたとしても、ベストイレブンに選んだよ」とジョークを飛ばした。「あの時、彼は間違いなく世界一のディフェンダーだった」と称賛している。
一方で、攻撃陣には盟友である元ユベントスのFWアレッサンドロ・デル・ピエロは選んでいない。バッジョについては「デビュー戦でバッジョと戦ったんだ。彼はここ30年のイタリアで最高の選手だよ」と絶賛している。また、ロナウドは「私が戦った中で最高の選手だ」と評している。メッシについては「彼が100%の時、止めることを忘れてしまうよね。彼が何が創りだしてくれるかを願うだけだ」とコメントした。