社会そのほか速
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[3.22 J1第1ステージ第3節 甲府0-2G大阪 中銀スタ]
待望の復帰だ。昨シーズン、3冠を達成したガンバ大阪だったが、今シーズンはリーグ戦開幕2試合を終えて勝利なし。AFCチャンピオンズリーグでも、前半戦の3節を終えて1分2敗と、白星から遠ざかっていた。その要因の一つに、2月中旬に負傷したMF今野泰幸の不在が挙げられていたが、22日の甲府戦で、その今野が復帰。後半からピッチに立つと、劇的なまでに試合の流れを変えた。
前半をベンチで見ていた今野は「結構、ボールを回されていたし、見ていてすごくイヤだった」と振り返る。本来は、この試合も出場する予定ではなかったが、負傷箇所に関する不安はなかったという。
「だいぶ(復帰まで)時間を掛けたので。僕の回復力であれば、もっとだいぶ前に復帰できたんですけど、それを我慢、我慢してきた」という今野は、「試合に出ることができて、今までの鬱憤を晴らしたいなと思っていたし、勝ちにこだわりたいなと思っていました。試合勘にかんしては全然試合に出ていなかったので不安はありましたが、ケガの方は全く不安なくできました」と、振り返った。
長谷川健太監督も今野について、「存在感の違いを見せてくれた」と絶賛した。今野自身は「ボールタッチの部分とか、スルーパスの感覚とか、まだまだな部分はありましたけど、意外に体も動けたし、効果的なパスも何本か出せたので、一試合目にしてはまずまず」と、復帰戦に納得できた様子だった。23日からは、日本代表合宿に臨むが、「選ばれたからには、一生懸命やりたいですし、ケガはまったく心配ないので。1日目から監督の意図を理解して、役割を果たしてきたいと思います」と、気持ちを切り替えた。
(取材・文 河合拓)