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急進中のオンラインショップ Zulily

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急進中のオンラインショップ Zulily

 11月29日の金曜日、アメリカはブラックフライデーでした。

  前日の感謝祭の日に親戚一同が会して腹十八分目くらい七面鳥を食べ、いったん昏倒するように仮眠した後、ムクリと起き上がっておもむろにクリスマス用のショッピングに出かける。それがアメリカの古き良き習慣です。

  感謝祭は11月の第4木曜日なので、翌日は必ず金曜日。この日、人々が狂乱の買い物をすることで、小売業は1月からの累積赤字を一掃して「黒」に転じるとされ、それがブラックフライデーの名前の由来です。ブラックフライデーには多くの小売業が夜中の0時から朝6時くらいまでの間に開店、お買い得品を狙う人々が冬の真夜中に列をなすという異様な光景が全米で展開します。時には開店と同時になだれ込んだ客に踏みつぶされたり、乱闘が起こったり、そのまま暴動になったりで死人が出ることもあります。恐ろしいことです。

 

リアル店舗を避け、オンラインで買い物をする人も

  そんなリアル店舗を避け、オンラインで買い物をする人もたくさんいます。調査会社のコムスコアによれば、今年の感謝祭とブラックフライデーのオンラインショップ総売り上げは、昨年に比べて17.3%増加したとのこと。オンライン小売業にとっては大変幸先の良いショッピングシーズンのスタートとなりました。

  そんなオンラインショップの1つがZulily(ズーリリー)。2009年に始まった、小さな子供を持つ母親をターゲットとしたフラッシュセールサイトです。フラッシュセールは、毎日違う商品が登場して入れ替わっていく仕組み。Zulilyでは毎日新たな店舗が登場し、3日間の限定セールを開催します。サイトをチェックしてみると、12月1日に始まるセールは洋服が41店舗、インテリア関係が14店舗、計55店舗でした。それぞれが数十点の商品を提供するので、毎日1000を超す新しい商品が登場することになります。店舗の中には誰でもが知るブランドもありますが、多くは独自性のあるニッチな小規模メーカーで毎日見飽きません。結果、ついつい病み付きになり、次から次へと買い物してしまうように設計されています。

 

基準の厳しくなる中、4年で上場

  Zulilyのすごいところは起業から上場までがたったの4年だったこと。1999年のドットコムバブルの頃は「4年で上場」がスタンダードでした。ところがその後、上場基準が厳しくなったこともあり、起業から上場までには長い時間がかかることが多くなりました。優等生のベンチャーでも同様で、Googleで6年、Facebookで8年、Twitterで7年かかっています。

  Zulilyの創業者はシリアルアントレプレナーで、Zulilyの前はBlue Nileという婚約指輪のオンラインサイトを上場させた経験があります。今ではアメリカの婚約指輪の20個に1個がBlue Nileで購入されているとされる成功サイトで、この経験を基に一気にZulilyを拡大、4年の間に1億3900万ドル(約140億円)を調達し、サクサクと上場にこぎ着けました。上場後の株価も順調に推移しています。

 

おとなしそうだった創業者マーク

  ちなみに、Zulilyの創業者のマークは私の大学院時代のクラスメート。おとなしそうな風貌、物腰に加え、大学院時代はパートタイムで働いていたこともあって最低限の授業にだけ登場。ネットワーキングもほとんどしなかったので同級生でも彼を知らない人も多いのではないかと思います。そんなマークがまさかこんな起業家精神にあふれていたとは。いやいや、人間というのはわからないものでございます。

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