社会そのほか速
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東日本大震災で津波をかぶりながらも美しい花を咲かせ、住民の励みとなっていた岩手県大槌町の旧赤浜小学校の桜が、復興の区画整理事業で今月伐採されることになり、8日に「お別れ会」が開かれる。
住民は桜との別れを惜しみつつ、枝から苗木を作り、後世に残すことにした。満開の桜が復興を遂げた町を彩る日を心待ちにしている。
桜は大正期に同小の児童が卒業記念に植えたもので、校庭に5本が残る。古いもので樹齢約100年になるという。
津波で木の半分までつかったが、約1か月後に花を咲かせ、被害の少なかった同小体育館に避難した住民を勇気づけた。同小は津波被害と少子化で2012年度末に閉校となったが、満開の桜の下、仮設住宅に暮らす住民らはお花見会を開いて励ましあった。