社会そのほか速
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脳みその大きさはダテじゃない……。
動物のなかで、もっとも賢いのは? そう尋ねられると、人間に近いとされる、霊長類のサルを思い浮かべる人は少なくないでしょう。でも、今アフリカではゾウの能力に注目が集まっているそうですよ。アンゴラで何十年と続いた内戦中も、ゾウは常に地雷が多く埋まったエリアを避けることができたという伝説まで残っているらしいんです。もしやゾウは爆発物を感知できてしまうのでしょうか?
この謎に迫るべく、南アフリカではとあるプロジェクトが進行中です。米国陸軍研究所(US Army Research Office)が支援するこのプロジェクトでは、ヨハネスブルグの北西180kmのエリアで、バケツの底にひそむTNT火薬のにおいがついた物体を、ゾウが鼻で嗅ぎわけられるように訓練しているんです。次々とバケツに鼻を突っこんで、ターゲットを嗅ぎわけると、得意げに大きく前足を上げてポーズするんだとか!
なお、ゾウの優れた嗅覚をめぐっては、東京大学の研究グループが、アフリカゾウは約2000個もの嗅覚受容体を有していることを発見。この数は、犬の約2.5倍、人間の約5倍で、これまでに調査されたどの動物よりも多いそうですよ。
ゾウの巨体には、他の動物と比較しても、非常に大きな脳があることがわかっていますよ。もちろん、ただ大きければよいというものではありませんが、仲間が死ぬと葬式めいた集団行動をとることも判明しており、一種の社会関係を築くほどの頭のよさがあるらしいですね。 ちなみに、米国陸軍研究所のStephen Lee博士も、ゾウの高度な理解力と記憶力を認めています。爆発物探知の的中率が非常に高いばかりか、1度教えれば、何度も訓練を繰り返さずとも習得するそう。もしかすると、将来は地雷撤去のような活躍の場があるかもしれませんよね。
そのうちゾウと言葉が通うようになって、もっといろんなことがわかったりしないかな~。
source: ABC
(湯木進悟)
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