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4月3日に発売予定のオライリー本「入門 React――コンポーネントベースのWebフロントエンド開発」の表紙が公開され、話題になっています。
オライリー本と言えば、表紙にラクダやカンガルー、コウモリなど動物が多く扱われていますが、今回の表紙は「侍(サムライ)」。Twitterでは「ついにニンゲンきた!」「ネタかと思ったら本物だった」といった反応が寄せられています。なぜ「侍」になったのか、気になったのでオライリー・ジャパンの担当者に聞いてみました。
「入門 React」の担当編集者に確認したところ、日本最大の規模を持つHTML5開発者コミュニティ「html5j」のロゴにインスピレーションを受けたのだとか。React.jsがWeb開発にもたらす切れ味鋭いインパクトと、原書の出版社「Bleeding Edge Press」に由来する「血の出るような鋭さでテクノロジーの先端を行く」とのイメージから「侍」に行き着いたそうです。
React.jsはFacebookが作るJavaScriptライブラリ。近年フロントエンドエンジニアを中心に注目されています。
実際に書店に並ぶ際には表紙の上に「帯」が付くとのこと。帯付きの表紙では帯から刀の柄頭(つかがしら)がちょうど少し出る形となり、さらにかっこいい仕上がりになっています。これは楽しみ……!
ちなみに、2004年10月発行の「セキュリティウォリア――敵を知り己を知れば百戦危うからず」の表紙は力士でした。オライリー本に日本のイメージが採用されるとなぜかテンションが上がります。