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デジタル教科書のコンソーシアム「CoNETS」に参加する教科書会社8社は3月20日、小学校向けの指導用デジタル教科書とビューアを提供開始した。発行会社や使用機器のOSを問わない共通プラットフォームを利用し、教科書間を連携させた学習が容易になるという。
CoNETS(コネッツ)は「デジタル教科書のスタンダードへ」をコンセプトに、2013年9月に設立されたコンソーシアム。教科書会社12社と日立ソリューションズの計13社で構成される。教科や教科書会社によって異なっていたデジタル教科書の操作性を統一し、さまざまな端末で使用できるマルチプラットフォームを開発している。
CoNETSに参加する教科書会社8社(大日本図書、開隆堂出版、三省堂、教育芸術社、光村図書出版、帝国書院、新興出版社啓林館、日本文教出版)は、小学生向けの指導用デジタル教科書と閲覧用のビューアを3月20日より提供する。学習者用デジタル教科書も順次提供していくという。
今回提供するデジタル教科書は、共通プラットフォームを利用することにより、共通のデザインと操作性を実現し、デジタル教科書間のリンクによって教科間を連携させた学習が容易になるなど、効果的な授業が可能となる。また、映像や音声を含んだ教材の操作性を改善している。
CoNETSは教科書の改訂に合わせて、2016年には中学校用のデジタル教科書を提供し、2017年には高等学校用のデジタル教科書を提供開始する予定だ。
◆デジタル教科書の概要
対応OS:Windows7、Windows8.1、iOS8
提供開始時期:指導者用デジタル教科書は3月20日、学習者用デジタル教科書は順次提供
デジタル教科書の入手方法:各教科書会社のホームページを参照のこと