社会そのほか速
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千葉県・船橋市の県立高校で30代の男性教諭が生まれたばかりの子猫を学校の敷地内で生き埋めにしていたことが分かりました。
教諭が勤める船橋市内の県立高校によりますと、今月6日、30代の男性教諭が学校の敷地内で生後まもない子猫5匹を見つけました。教諭は授業が終わったあと、担任を務めるクラスの男子生徒3人に対して、目的を説明しないままスコップなどを用意させ、敷地の隅に穴を掘らせました。その後、教諭は1人で、その穴に子猫を埋めました。子猫は野良猫が産んだとみられ、5匹のうち4匹は生きたまま埋められたとみられています。
「命の大切さを教育すべき学校現場で、このようなことが起こってしまったこと、本当に申し訳ないと思っています」(教頭)
今月9日に保護者から高校に連絡があり、教諭は事実関係を認めたということです。教諭は「放置すれば死ぬと思った。市役所や保健所には引き取ってもらえないと思ったので、対処の仕方が分からなかった」などと話しているということです。
高校は24日に臨時の保護者会を開いて、事実関係を説明する方針です。一方、警察は動物愛護法違反の疑いで調べを進めています。(23日11:11)
早稲田大学出身者としてクイズ番組などで活躍する漫画家のやくみつる氏。同大では「生きる力を養った」というが、ライバル校である慶應大学の女性が気になるという。
* * *
早大に入りたいというよりも、「早大漫画研究会」に入りたいという思いが強かったですね、受験のときは。談論風発、すごい人気だった。新入部員は最初100人ぐらいいたんじゃないかな。
「入漫試験」があるんです。何問か筆記で。
「ウニとイガグリを描き分けよ」
どう考えても、からかわれている。あのときは真剣に受けましたけど。
時代はいわゆる“オタク”と呼ばれる人たちが出てくる、ちょっと前です。
「描かないやつはやめてしまえ!」
という“実作”重視。研究会なんですが、ゼミがあって、私はヒトコマ漫画ゼミに。年1〜2回発行の機関誌に発表する作品づくりのために、野尻湖での合宿もありました。
当時あった第一学生会館の3階が部室。九龍城のようなこのカオスに入り浸りで、授業はほとんど出ていません。
私は昔からストーリー漫画には興味がない。むしろ漫画は嫌いだといってもいい。ヒトコマとか風刺画とか、そういうものが描きたかった。高校時代も似顔絵をよく雑誌に投稿していました。月刊「相撲」に。もちろん描くのは力士ですよ。
バイトも似顔絵描きです。当時流行っていたんですよ。新宿の中村屋が雇い主で、店先にテーブルを出してお客さんを待つ。ときにはデパートの屋上でも描きました。画材は水性のいいボールペンが出たときでして、色も塗りましたね。多い日は100人ぐらいも描いたかな。日給8千円。いい稼ぎでした。
でも、稼いでは、飲んじゃう。漫画以外はマージャンとお酒。今思うと、絵に描いたような自堕落な生活ですけど、コレクターからはいちばん遠い時代だったなあ。
早稲田のいいところですか? 劣悪な環境でも生きる力を養えることじゃないでしょうか。クイズ番組でも司会のさまぁ〜ずの三村(マサカズ)さんが、
「早大の人は地頭がいいからか、土壇場で強い」
とおっしゃっていました。
ケーオー的な、スマートで、おしゃれで、カッコイイものは、唾棄すべきものだと思っています、はい。
クラスにほとんどいなくて在籍していたこともつい5、6年前に判明したというぐらいの私を、同級生はクラス会に呼んでくれて。あたたかく迎えてくれました。ワセダは本当にいい人が多いなあ。
でも、今気になっている女性は慶大卒なんですよ。もう、全然違います。洗練されているんですよ。連れていってくれる店なんか、白金ですよ? 考えもしないですもん、シロカネ。やっぱり一山いくらのどこぞの女性とは違う!
あ、男は慶應は認めません、あくまで女性で。
※週刊朝日 2015年3月27日号
「今でも月々の電気代が高すぎなのに、これからもっと高くなったら、もうやっていけない。下手すりゃ廃業ですよ」
こう嘆くのは、月20万円の電気代を払う飲食製造業者。太陽光など「再生エネ賦課金」が4月から月5000円前後、年間6万円になり前年より3万円前後も電気代がアップするという。このままだと今後、毎年のようにジワジワと上がり続けるというのだ。
「再生エネ賦課金」とは何か。
菅直人元首相が首相退陣の置き土産とした再生可能エネルギー促進の「固定価格買い取り制度」(FIT)だ。いわゆる太陽光発電などを電力会社が買い取り、それを各家庭、企業などの電気代に上乗せさせる賦課金額のことだ。
これが今年度は対前年比2倍と高騰、その額が15年度は1兆3000億円に達するという。冒頭のように、各家庭や中小企業に重くのしかかりつつあり、今後大変な社会問題に発展しそうなのだ。
倍々ゲームで膨らむ売電金額
菅直人元首相は2011年8月、参院選敗北を機に民主党内部からも噴出した首相退陣論に、退陣条件として再生可能エネルギー固定買取制度を飲ませ特措法を成立させ、野田佳彦氏に首相の座を譲った。
「しかしこの時、成立させた買い取り制度のkWh単価額を、欧米の1.5倍から倍と異常に高い額に設定してしまった。そのため絶対儲かると踏んだ多数の事業者が初期投資の安い太陽光発電に殺到。今や地方にいけば空地のいたるところ太陽光パネルが張りめぐらされている。そのため電力会社が買い取る額が年々、倍々ゲーム的に膨らんでいるのです」(電力会社関係者)
再生エネの国民負担金は標準家庭(月使用料300キロ・ワット時)で12年度は月87円、13年度は同120円、14年度は同225円、そして今年15年度は同474円で、年間に換算で5688円、対前年比約3000円も増加する。
「本来原油価格が下落しているので、値下がりする筈が逆に値上がりになってしまう。中小企業では電気代が数十万円アップになるようなところも続出。値上がりしたコストは製造業だったら小売価格に転嫁され、各家庭は自分の家庭の電気代のアップ、消費税アップ、それに電気代の物価転嫁価格の三重苦に苦しめられることになる」(ファイナンシャル・プランナー)
つまりアベノミクスで物価高に頭を悩ましているところに、民主党政権の置き土産、電気代高騰に追い打ちをかけられるのだ。
「再生エネの大切さは分かる。…
今年、没後400年目にあたる徳川家康。関ケ原の合戦で勝利し、太平の世を築いた。「パクス・トクガワーナ(徳川の平和)」とも呼ばれる江戸時代、征夷大将軍は15人。うち3人を演じ、徳川家に詳しい西田敏行さんがその魅力を語った。
* * *
「功名(こうみょう)が辻」(2006年)で家康をやってくれませんかという話がきました。ほんと素直に嬉しかったですよ。念願かなって、ようやっと自分の家康が演じられるんだなという感じです。僕は、決まった役のために資料をあさって勉強するっていうことはまずしません。台本に書かれていることに自分のささやかな歴史の知識を加えて人物をイメージしていきます。
このときはまず、教科書に出てくる家康の肖像画に見た目を近づけたいと思った。家康の耳は福耳で大きい。特殊メイクに頼んで、付け耳をしてもらいました。
それに声。自分の出せる範囲でですけど、どういう声が一番あっているか想像します。ハイトーンなのか、低めで抑揚(よくよう)がないのか。家康は抑揚のないほう。つややかな非常に良い声だったんじゃないかな。
好みの女性や、女性と会ったとき、まずどこを見るだろうというのも考えます。家康は、まずお尻を見たでしょう。やっぱり、子孫を増やそうという気持ちがどこかにあるだろうから、良い子を産めるかどうかの判断材料として、まずはお尻をね。まあ自分がお尻好きだからかもしれないですけど(笑)。
健啖家(けんたんか)だったということで、やっぱりちょっと太っているイメージは持っていました。死因は諸説ありますが、内臓の病気による死だろうな、ということも頭に入れておきました。
あとは、みなさんご存じの家康ですよ、という部分はちゃんとキープして、そこから自分のオリジナルな家康を引っぱり出していく、という感じですかね。史実のみに縛られてしまうと表現が狭まってしまう。それはやってないんじゃないの、って歴史家に言われそうなこともやりました。
例えば、よく寝転がっていた。殿様は上座に座ってじっとしているという時代劇のお決まりではなく、ゴロンと横になったり、指圧を受けたりしました。
相談したディレクターには、「この大事な話をするときにですか」と言われました。でも、歴史的には大事な話になったかもしれないけど、そのときは普通に聞いてしまうことだってありえるでしょう。気を抜いているときに大事な報告が入ってもいいじゃないですか。…
地下鉄サリン事件発生から20年。東京拘置所に収監されている教祖・麻原彰晃(松本智津夫・死刑囚)だが、この4~5年、三女・アーチャリーも含め誰も面会できていないという。
現在の麻原の情報が秘匿される一方で、「死刑執行のXデー」は着実に迫りつつある。一部の法務省関係者からは「今年の5月16日執行説」まで飛び出した。
1995年、地下鉄サリン事件をオウムによる無差別テロと断定した警視庁は山梨県上九一色村の教団施設に度重なる強制捜査をかけ、5月16日に麻原を逮捕した。その節目に死刑執行の可能性があるとの情報だ。
オウム事件では逃亡犯の存在が麻原の死刑執行を難しくしていた。
民主党政権時代の2012年6~10月に法務大臣を務め、在任中に4人の死刑執行命令書にサインした滝実(たき・まこと)氏は、「私が法相を務めていた頃は、一連のオウム事件で逮捕できていなかった逃亡犯がいたために麻原の死刑を検討する段階になかった」と語る。
しかし、2011年12月31日に約17年間逃亡していた平田信が警察に出頭、翌年には菊地直子と高橋克也が相次いで逮捕され、特別指名手配されていた容疑者全員が捕まった。これで潮目が変わったと法務省関係者はいう。
「3人は公判中だが、いずれも麻原の証言は必要ないとされている。最も進行が遅い高橋の一審も4月に結審する見通しだ。共犯者の刑がすべて確定するまで死刑を執行しないのが原則だが、それはあくまで慣習で、すでに麻原から新たな証言を得ることは絶望的だ。法務大臣の署名があれば、死刑執行はすぐにでもできる」
現政権の思惑が執行を後押しするとの見方もある。大手紙政治部記者がいう。
「閣僚スキャンダルやアベノミクスの低迷で、政権の求心力低下は時間の問題。徐々に支持率が低下していく危機感が官邸内にある。だが、麻原の死刑を断行すれば“決断する内閣”という印象を国民に与えられる。上川陽子・法相はオウムの監視を目的とする団体規制法を存続させるなど、対決姿勢を鮮明にしている。決断する可能性は十分にある」
それでも刑事訴訟法479条の問題が残る。「死刑判決を受けた者が心神喪失の状態にある時は執行を停止する」としている。拘置所や裁判所で意味不明な発言を繰り返し、面会者の前で自らの性器をいじるなどの「奇異行動」が目立っただけに、死刑執行の判断は慎重にならざるを得ない。
前出の滝氏は「本当に心神喪失の状態にあるか否かは最終的には法務省が判断することになる」と語る。麻原の命は安倍首相の意向と法相、法務官僚の手に委ねられている。
(文中の死刑囚、受刑者、被告等の表記は略)
※週刊ポスト2015年4月3日号