社会そのほか速
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預かり金約1260万円を着服したとして、東京地検特捜部は23日、業務上横領罪で元弁護士の松田豊治容疑者(52)を起訴した。
起訴状によると、松田容疑者は2008年5月〜09年5月、不在者財産管理人として預かった預金1150万円を着服。12年1月には、未成年後見人として管理していた預金113万円を着服したとされる。
松田容疑者を財産管理人と後見人に選任した東京家裁が業務上横領容疑で告訴。特捜部が今月3日、逮捕していた。
23日午前11時ごろ、広島市のJR広島駅近くにある33階建てマンションの22階で火事があり、火元の部屋のベランダと隣の部屋のベランダの一部を焼きました。
出火当時、部屋の住人は外出していたということで、けが人はいませんでしたが、建物のロビーは避難した住民で一時騒然としました。警察と消防が火事の原因を調べています。(23日18:12)
新潟水俣病第3次訴訟の判決後、記者会見する原告団の高島章弁護士(中央)ら=23日、新潟市
「信じられない」。新潟水俣病損害賠償訴訟で新潟地裁の判決が出された23日午後、弁護団の1人が「不当判決」の文字が書かれた紙を掲げると、地裁前に集まった原告や支援者らからは一斉に悲鳴や憤りの声が上がった。会見を開いた原告団長の高島章弁護士(53)は「同居の親族に認定患者がいるかどうかを基準にするのは全く理屈が通っていない」と落胆した表情で語った。
判決で、原因企業の昭和電工に対して損害賠償が認められたのは、同居家族に認定患者がいる原告だけ。亡くなった父親の訴訟を承継し、請求を棄却された50代の次女は「心が落ちそうなぐらい苦しい結果だ」などと声を絞り出した。父親は行政認定審査の過程で、水銀暴露や感覚障害については認められていたという。次女は「この判決が今後の認定訴訟に影響しなければいいが」と危惧した。
判決ではまた、国や新潟県の責任も棄却された。原告の50代男性は「責任がないとなれば、今後いろんな公害が出てくる可能性がある。残念でならない」と肩を落とした。
高島弁護士は、新潟水俣病が公式確認された1965年以前に昭和電工が工場排水を止めていた点から、「ハードルは高いと予想していたが、犠牲者が出るまでは何もしなくてもいいというのはひどい判断だ」と憤りをあらわにした。
高齢者を狙った振り込め詐欺などの特殊詐欺犯罪が後を絶たない。警察庁の統計では、2014年の被害額は過去最悪の559億4000万円! しかもその被害者の実に8割が60歳以上の高齢者だ。様々な啓蒙、防止活動にもかかわらず、その手口は年々多様化し、当局の間でイタチごっこになっている。
どうして振り込め詐欺はなくならないのか。ルポライター・鈴木大介氏の新刊『老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体』(筑摩書房)は、そんな詐欺犯罪を犯す若者の実態を描いたものだが、しかし本書は「防犯知識」を啓蒙するものではない。むしろ、高齢者に対してこんな挑戦的な問いを投げかけかけられる。
「彼ら犯罪者があなたたち高齢者を狙うようになった原因が、あなたたち自身にあると考えたことはありますか?」
一体どういうことなのか。そこには詐欺に手を染める現代社会が抱える背景が存在した。
現在の特殊詐欺は高度に組織化され合理化されているという。地味なスーツに革靴、短い黒髪。多くのサラリーマンが出社する時刻にテナントビルに出社する若者たち。だが実は、彼らこそ振り込め詐欺を行っている若者たちだ。
「その集団は、極めて純粋に、ただ『摘発を受けない』という一点を目標として、統制されていた」
駅から事務所に向かう際も挨拶しない、お互い連絡先はおろか本名も教えない。私生活でも女やクスリ、酒等に関し様々な制約がある。私生活から犯罪に関わっている疑いを排除させるためだ。
彼らは「騙しやすい」高齢者の名簿を持ち、さらに高齢者の家族構成、居住形態(持ち家か賃貸か)、経済状態などの詳細を”下見”した上でターゲットを狙う。かつては「俺、俺」と電話したが、いまでは息子の名前を調べているので実名であったりもする。手口も巧妙だ。しかも息子の住所も会社も所属部署も孫の名前も学校まで知っていると臭わせる。すると被害者は「もしかしたら詐欺かもしれない、いや詐欺だ」と確信していても金を出してしまうのだ。
「もしここで詐欺だと断定して電話を切ってしまったら、万が一詐欺でなかった場合に息子の社会的生命は奪われる。かといって、詐欺を疑って警察に電話して、もしこれが詐欺でなかったとしたら、示談どころか息子の立場はさらに追いつめられてしまう」
例えば最近、学校の教師やその家族に「お前のために教え子が心を病んだ。復讐されたくなかったら金を送金しろ」などといった手紙が大量送付されたことがあったが、これなど代表的事例だろう。…
障害者施設に入所していた19歳の少年に対する傷害致死の罪に問われた元職員の男に、懲役6年の実刑判決です。
千葉県袖ヶ浦市の福祉施設「養育園」の元職員、行方孝美被告(24)はおととし11月、知的障害がある少年が大声を出して静かにしないことなどに腹を立て、腹部を複数回蹴って死亡させた罪に問われています。
23日の判決で千葉地裁は、争点となっていた被告の暴行と少年が死亡したことの関係について、暴行後に少年がおう吐するなど体調や行動の変化があったことから、因果関係を認定。また、「日ごろから粗暴な行為に出ていた中での犯行で、強い非難を免れない」と指摘し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。(23日17:16)