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国内の生態系や人の健康に被害を及ぼす恐れのある外来生物について、環境省が初めてリストを作り、公表しました。
策定された外来種リストには、429種類の動植物が掲載されています。このうち鋭い爪と強靭なあごを持ち、人に危害を加える恐れのある「カミツキガメ」や強い毒性を持ち、去年、都内でも見つかった「セアカゴケグモ」、農作物や生態系に被害をもたらす「アライグマ」など50種は特に対策の緊急度が高く、積極的に駆除などをする必要があるとしています。
また、ペットとして輸入されましたが、定着し、在来の鳥類を駆逐する恐れがある「ガビチョウ」や「ハクビシン」なども掲載されています。環境省はリストをもとに、外来種対策を進めていくとしています。(26日17:47)
国立がん研究センターは26日、西日本で肝がんと診断される人の割合が全国平均よりもやや高いことなどを示す、がん罹患率の分布地図を初めて発表した。胃がんが日本海側、肺がんが近畿地方で高い傾向があるなど、一部のがんは地域差がはっきりと見て取れる。
同センターはがん患者情報の集計体制が整っている39道府県から集めた、2011年のデータを解析。年齢構成などを調整した上で、7種類のがん罹患率の全国平均値と道府県別の値を算出した。
肝がんでは兵庫、徳島、大分など西日本の多くの地域で、男女ともに全国平均の1・2倍以上だった。
警察庁は26日、虐待を受けている疑いがあるとして全国の警察が昨年、児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもが前年比34%増の2万8923人に上り、最多を更新したと発表した。傷害などの容疑で立件されたのは698件719人、事件の被害者となった子どもは708人で、いずれも過去最多。社会的関心の高まりで通報が増え、積極的な事件化を目指す方針が影響したとみられる。
【安否確認の仕組みは?】所在不明の子、全国141人
同庁によると、通告種類別では、暴言を投げつける心理的虐待が1万7158人(前年比39%増)で、全体のほぼ6割。うち、子どもが目の前で家族によるDV(ドメスティックバイオレンス)を目撃する「面前DV」が1万1669人(同45%増)に上った。
ほかには、殴るなどの身体的虐待7690人(同25%増)▽食事を与えないなどのネグレクト(怠慢・拒否)3898人(同32%増)▽性的虐待177人(同19%増)--だった。
摘発事件の被害者の内訳は、男子299人、女子409人。性的虐待は被害者の97%が女子だった。子どもの側から見た加害者との関係は、多い順に、実父298人▽実母158人▽養父・継父149人--など。被害者の年齢は14歳が最多で76人、16歳60人▽15歳59人--と続き、1歳未満も51人に上った。被害者のうち20人が死亡していた。【長谷川豊】
平成の大修理を終えた世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)で26日、完成記念式典が行われ、航空自衛隊の曲技飛行隊ブルーインパルスが上空を舞って、真っ白に生まれ変わった大天守を祝福した。
姫路市は、ドイツ・バイエルン州と、城を通じた観光友好交流協定も結んだ。
姫路城は、白鷺(しらさぎ)が羽根を広げたような優美な姿から、白鷺城とも呼ばれる。平成の大修理は、2009年10月に着工。昭和の大修理(1956~64年)から半世紀近く過ぎ、約7万5000枚の瓦のふき直しや、約100トンのしっくいで壁の塗り直しなどを行った。
午前10時、ブルーインパルスの編隊が、華麗な演技飛行で青空にスモークの軌跡を描くと、観光客ら約6万人から歓声が上がった。式典では、石見利勝市長が「優美な姿を取り戻した大天守の完成を祝うことができたのは、様々な人のおかげ」などと、あいさつした。
北朝鮮からのマツタケ不正輸入事件で、関連先として東京都杉並区の自宅の家宅捜索を受けた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬議長は26日午前、報道陣の取材に応じ、捜索について「根拠がなく、政治弾圧だ」と非難した。
許議長は「(拉致被害者の)調査をやっている時期にこういう暴挙を行った」と指摘。「今後、朝日関係が悪化することは全面的に日本政府当局に責任がある」などと述べた。