社会そのほか速
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四国電力伊方原発の緊急時対策所を視察する、原子力規制委員会の更田豊志委員(右端)=27日午前、愛媛県伊方町の伊方原発(代表撮影)
原子力規制委員会は27日、原発再稼働の前提となる審査を進めている四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)を現地調査し、新設された緊急時対策所などを視察した。
調査した更田豊志委員は、緊急時対策所について「及第点を上回る立派な施設」と評価し、「設置変更許可に関しては大きな論点はなくなっている。四国電力に、そう時間をかけずにきちんとした補正をしてもらうことになる」と述べ、3号機の再稼働に向けたプロセスが進んでいることを示唆した。
伊方原発の緊急時対策所は、基準地震動の変更により従来の施設では耐震性が不十分であることが分かり、昨秋から新設工事を進めていた。
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群馬大医学部付属病院(前橋市)で肝臓の腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた患者8人が相次いで死亡した問題で、同病院が設置した調査委員会の会合に、顧問弁護士を除く外部委員が初回しか参加していなかったことが27日、分かった。厚生労働省の社会保障審議会医療分科会で同日、報告された。
厚労省によると、分科会では「外部委員の意見が十分反映されていない可能性がある」などと問題視する意見が出た。群馬大病院は近く、全委員を集めて最終報告書の内容を再検討するという。
27日午後3時10分ごろ、北海道函館市の住吉漁港沖約1.5キロの海上で、船が転覆していると通報があった。船は熊本県上天草市の海運会社パールラインが所有する作業船「第18明祐丸」(19トン)で、4人が乗っていた。函館海上保安部などが捜索を続け、現場付近で乗組員とみられる男性1人を発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
同保安部によると、転覆した明祐丸の船底をたたいたところ、たたき返すような反応があったという。
明祐丸は27日午後1時半ごろ、船の部品などを積んだ台船を引き、函館港を出港。宮城県・石巻港を経由して横浜港に向かう予定だった。
国際廃炉研究開発機構(IRID)などは27日、宇宙から降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を使い東京電力福島第1原発で溶け落ちた燃料(燃料デブリ)を透視する新たな測定装置を公開した。既に使われている装置よりデブリの位置を高精度に立体透視できるほか、物質の種類も把握できるという。
溶融燃料の一部が炉内に残っているとみられる2号機に夏ごろ装置を設置し、早ければ10月にも観測を開始。数十日かけデータを集める計画だ。
装置は縦横約8メートル、奥行き約1・5メートルの巨大な箱形。この装置2台で原子炉を挟み込み、ミュー粒子の動きを観測する。