社会そのほか速
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安倍総理大臣は日本を訪れているポルトガルのコエリョ首相と首脳会談を行い、海洋での安全確保や日本とEUのEPA=経済連携協定の年内の大筋合意に向けて協力することで一致しました。
「両国は海洋国家として広く海に開かれて発展してきた共通の歴史を持ちます。このような両国は本日の首脳会談で、海賊対策の連携や海上訓練へのオブザーバー参加など、海洋安全保障分野での協力をさらに強化することで一致したことは大変意義深いと思います」(安倍晋三首相)
首脳会談では、海賊対策で連携することやNATO=北大西洋条約機構の海上での演習に日本がオブザーバーとして参加するなど、海洋の安全確保の面でも協力していくことで一致しました。
また、経済分野では、日本とEUのEPA=経済連携協定の年内の大筋合意に向けて協力することや、2国間の貿易・投資を促進することなどで一致しました。
ポルトガル首相の来日は25年ぶり。コエリョ首相は、両国の関係が470年に及ぶことに触れて「私どもが最初に日本を訪れたヨーロッパ人だった。両国は非常に古い歴史、非常に古い友好関係を樹立している」と述べて、関係強化への意欲を示しています。(27日20:46)
転覆した作業船「第18明祐丸」=27日午後(函館海上保安部提供)
27日午後3時10分ごろ、北海道函館市の住吉漁港沖約1.5キロの海上で、船が転覆していると通報があった。船は熊本県上天草市の海運会社パールラインが所有する作業船「第18明祐」(19トン)で、4人が乗っていた。函館海上保安部などが捜索を続け、現場付近で乗組員とみられる男性1人を発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
同保安部によると、捜索中の職員が午後4時10分ごろ、転覆した第18明祐の船底をたたいたところ、たたき返すような音がしたという。現場は水深が浅く、岩場のため巡視艇などが近づきにくく、波も高いため捜索は難航した。
第18明祐は27日、船の部品などを積んだ台船を引き、函館港を出港。宮城県・石巻港を経由して横浜港に向かう予定だった。
アカシュモクザメをクロマグロが大量死した都立葛西臨海水族園の水槽に入れ水質などを確認(東京動物園協会提供)
東京都は27日、都立葛西臨海水族園(江戸川区)の大水槽でクロマグロなどが大量死した問題で、サメなど他の魚を水槽に入れ、水質など飼育環境を確認し、問題がなければ6月をめどに新たなマグロを入れるプランを発表した。
同園のクロマグロは、昨年12月から急激に減り、すでに1匹になっている。大量死の原因は特定できておらず、現在も調査中だ。
都によると、まず31日にアカシュモクザメ2~3匹、4月初めにタカサゴ約500匹を大水槽に入れて、水槽の環境を確認。異常がなければ、4月中旬から5月中旬にかけ、マグロと同じサバ科のスマとハガツオを数十匹ずつ入れる。これらの結果を踏まえ、順調なら6月に40~50匹のクロマグロを入れ、目玉展示である大水槽での群泳を復活させる。
国際宇宙ステーション(ISS)に約1年半滞在後、帰還した宇宙飛行士ロボット「キロボ」と開発チーム=27日午後、東京・お台場の日本科学未来館
国際宇宙ステーション(ISS)で若田光一さん(51)らと会話実験を行った宇宙飛行士ロボット「キロボ」の帰国報告会が27日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれ、キロボが宇宙から見た地球を「青色LEDみたいだったよ」と「感想」を述べた。
キロボは東京大やトヨタ自動車などが開発した身長34センチの人型ロボット。人の音声と言葉の意味を認識し、会話ができる。2013年8月にISS到着後、同年12月に若田さんとの間で「宇宙でのロボットとの会話実験」を実施。今年2月に米無人宇宙船「ドラゴン」で帰還した。
報告会で開発チームから「大成功だね」とほめられたキロボは「やった!」と歓声を上げ、今後の予定を聞かれると「みんなに宇宙の話をしに行くよ」と答えた。
ポルトガルのコエリョ首相と会見される天皇陛下=27日午後、皇居・宮殿「竹の間」(代表撮影)
天皇陛下は27日午後、ポルトガルのコエリョ首相と皇居・宮殿で約25分間会見された。
宮内庁によると、首相は冒頭、陛下の風邪について「もうお元気になられましたか」と気遣った。首相が「ポルトガル語を勉強している多くの学生と交流し、非常に頼もしく思いました」と述べると、陛下は「ポルトガルは日本の目を欧州に初めて向けた国であり、多くの人がポルトガル語を勉強していると聞いてうれしく思います」という趣旨の話をしたという。