社会そのほか速
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松江開府の祖・堀尾吉晴公の松江城入城を再現した「松江武者行列」が4日、松江市中心部で行われ、姫や武者に扮(ふん)した約200人が街を練り歩いた。
今年で11回目。市民は甲冑(かっちゅう)や色鮮やかな衣装を身にまとい、天神ロータリー(天神町)から松江城(殿町)までの約1・6キロを堂々と行進し、途中で「エイ・エイ・オー」と勝ちどきを上げると、沿道の観光客が盛んに拍手を送っていた。
松江城に到着後は、火縄銃の演武も披露され、迫力ある発砲音が観光客を驚かせていた。
同市南田町、無職白枝孝敏さん(77)は「歴史を感じさせる楽しいイベント。写真をたくさん撮りました」と話していた。(井上絵莉子)
岡山市北区の岡山空港ターミナルビルに、長さ8メートルの巨大こいのぼりが登場した。ビルの吹き抜けでオレンジと青の色鮮やかな体が優雅に泳ぎ、旅行客らを楽しませている。5月31日まで。
生産量全国トップの「徳永こいのぼり」(和気町藤野)が提供。産地をアピールするとともに、国内外から訪れる利用者に、フライトまでの待ち時間を退屈せずに過ごしてもらおうと、空港活性化推進委員会が企画した。
8メートルのものは4匹あり、国内線と国際線の出発エリア吹き抜けにつり下げられた。国内線の出発ロビーには、長さ2メートルの6匹と、端午の節句に合わせてよろいかぶとも展示されている。
茨城県に住む娘と孫2人を見送りに来た美咲町の主婦村上宏子さん(63)は「先に歩いていた孫に『4月なのに早いね』と言われるまで気付かなかったけれど、やっぱり季節感があっていいですね。こういう日本の伝統的な風習は大事にしていきたいです」と笑顔だった。
松山市中心部で開催中の「松山春まつり お城まつり」の恒例行事「野球拳全国大会」が4日、同市堀之内の市民会館で行われた。思い思いの衣装に身を包んだ参加者が、おはやしに合わせて軽快に踊り、じゃんけん勝負を楽しんだ。
職場の同僚や友人同士らでつくる50チームが参加。はっぴを羽織ったり、タヌキの着ぐるみを着たりした参加者は、三味線や太鼓の演奏に合わせて、野球のしぐさを模した振り付けで踊った。「アウト、セーフ、よよいのよい」のかけ声でじゃんけんをし、勝敗が決まる度に会場からは拍手が湧き起こった。
初めて出場したという砥部町高尾田の山下澄子さん(56)は「ぶっつけ本番だったけど、1勝できた。素人でも気軽に楽しめて最高」と喜んでいた。
松山春まつり最終日の5日は午前11時10分から千舟町通りで「野球拳おどり」が披露されるほか、午前11時30分からは、「大名・武者行列」が松山城ロープウェー乗り場前から千舟町通りまで練り歩く。
中国・甘粛省で、野生のパンダに襲われた男性が地元当局を訴え、52万元(約1000万円)の賠償金が支払われることになった。
隴南市に住む関全志さんは、畑仕事中に野生のパンダに襲われた。居合わせた人が、とっさに上着でパンダの頭を覆ったことにより逃げられたという。関さんは右足首の動脈切断と脛骨腓骨の粉砕骨折の大怪我をし、7時間に及ぶ手術を受けた。
「泥だらけのパンダが飛び出してきた」と、関さんは地元紙に語っている。
このパンダは林業局職員と野生動物保護センターの職員らに追われ、関さんの畑に逃げ込んだという。
関さんの家族は、林業庁や地元の林業局、白水江国家級自然保護区管理局を訴え、治療費や慰謝料を求めた。
その結果、関さんに対する賠償金52万元を支払うことになり、和解が成立した。
白水江国家級自然保護区には、100頭以上のパンダが野生で生息しているという。
愛くるしい見た目と仕草で人気のパンダ。しかし、竹を砕くためにアゴの筋肉や臼歯がかなり発達しており、噛まれれば重傷になる。
笹ばかり食べているイメージが強いが、元々は肉食。可愛くても、れっきとしたクマ科の動物であることをお忘れなく。
長野市の善光寺で5日、本尊の分身仏「前立本尊」の数えで7年に1度の御開帳が始まった。5月31日まで開催され、北陸新幹線の延伸開業直後の今回は、2009年の前回の673万人を上回る参拝客が見込まれている。
本堂で午前6時20分ごろ、善光寺大勧進住職の小松玄澄貫主が厨子を開け、前立本尊が姿を現すと、雨の中、夜明け前から詰め掛けた参拝客からは感嘆の声が漏れた。
前立本尊は本堂近くに立てられた高さ約10メートルの「回向柱」と「善の綱」で結ばれ、柱に触ると前立本尊に触れるのと同じ御利益があるとされる。早朝から多くの人たちが回向柱に触っていた。