社会そのほか速
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10日で70年を迎える東京大空襲を「語り継ぐつどい」が8日、東京都江東区で開かれた。当時18歳の新人教師だった田近治代さん(88)=東京都葛飾区=は、教え子全員を空襲で失った体験を語り、「どれだけ命が大切か。戦争を知らない世代に伝えたい」と訴えた。
戦時中と同じようなもんぺ姿で登壇した田近さんは、城東区(現在の江東区)の国民学校2年生28人の担任で「防空壕に避難する訓練や、学童疎開の準備をする毎日だった」と振り返った。
空襲のあった1945年3月10日未明は千葉県市川市の自宅にいた。米軍のB29爆撃機が見え、東京方面の空は瞬く間に真っ赤に染まった。