社会そのほか速
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また、後藤さんが代表を務める映像通信会社「インデペンデント・プレス」も同日、「後藤健二 親族一同」とするメッセージをホームページ上に掲載した。
◆「誇りに思う」
家族と私は、健二の死の知らせを受け、悲しみに打ちひしがれています。彼は愛する夫、そして2人の素晴らしい子供の父親であっただけでなく、世界中の多くの人々の息子であり、兄弟であり、友人でした。
個人的に大きな喪失を感じる一方で、イラクやソマリア、シリアといった紛争地域の人々の窮状を伝えた夫を、今もこの上なく誇りに思っています。特に子供の目を通して、一般の人々への影響に光を当て、戦争の悲劇を伝えることが彼の情熱でした。
この困難な数か月間、私や家族を支えてくれたすべての人に感謝します。
家族にとっては、非常につらい時期です。報道機関には、私たちのプライバシーを尊重し、夫を失ったことを受け入れるまでの時間をいただけるようお願い申し上げます。
◆「家族失い喪失感」
日本政府及び各国政府並びに国民の皆様へ
この度は、後藤健二が世間をお騒がせすることとなり、大変申し訳ございません。
解放に向けご尽力いただきました日本政府及び各国政府、並び無事解放を願っていただきました国民の皆様に対しまして、親族一同心よりお礼申し上げます。さらに、この間ご支援を頂きました友人の皆様に心より感謝申し上げます。
10月末にシリア国境付近にて消息を絶って以来、私ども家族は無事の帰国を祈ってまいりましたが、このような結果となり痛恨の極みであり、悲しみに打ちひしがれております。
ジャーナリストという職業柄、危険な地域の取材に出かけることも多く、万一の場合の覚悟はしてきたつもりでおりましたが、大切な家族を失い、この喪失感を受け入れなければならない塗炭の苦しみの中にあります。
最後に、親族一同の願いとしましては、後藤健二の御霊の安らぎを願うとともに、幼い子供たちとともに心静かな生活を送って参りたいと思っておりますので、ご理解とご高配を賜れれば幸いです。