社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
野村賢(まさる)裁判長は「民主主義の根幹をなす選挙の公正をないがしろにし、厳しく非難されるべきだ」と述べた。
2人は、市の元税務部長で得票計算係の責任者だった大嶋康民(61)(定年退職)、元消防局次長で同係の比例選主任だった山下光(56)(懲戒免職)両被告。
判決では、2人は比例選の開票作業中、票が不足していると思い込み、元選管事務局長・山地利文被告(59)(公判中、懲戒免職)と共謀し、白票を二重集計するなどして329票水増しした。その後、当選した自民党の衛藤晟一(えとうせいいち)・首相補佐官の312票を見つけたのに集計せず票の保管箱に入れて投票を減少させた。
野村裁判長は「つじつま合わせのため安易に白票を水増しした。(衛藤票を見つけた後に)再集計すれば適切に開票できたのに発覚を恐れ、選挙に対する国民の信頼を失墜させた」と指摘。誰が水増しを発案したかには言及しなかった。