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  • 銀行でロボット続々、ベンチャー企業に注目

     銀行でロボット続々、ベンチャー企業に注目

     大手の銀行が次々と窓口にロボットの導入を検討しています。なぜロボットなのか。背景には銀行の今後の経営戦略がありました。
      「普通預金の新規口座開設でいらっしゃいますね」
     
      銀行の店舗で導入が検討されている受付ロボット。19か国の言語をあやつります。こうしたロボットを含め、最新の技術をもつベンチャー企業を支援するため、三菱東京UFJ銀行は24日、コンテストを開催しました。
     
      寝ている間の無呼吸やいびきを解消する器具です。
     
      「鼻にすーっと入れてまいります。これだけですね」(参加したベンチャー企業)
     
      鼻に「するっ」と入れてしまう技術は、世界でこの会社にしかないといいます。
     
      これまで銀行とはあまり縁のなかったベンチャー企業を集めたイベント。狙いは・・・
     
      「金融機関といっても、これまでのように銀行だけが競争相手でなく、IT産業など異業種からもたくさん(金融に)入ってきている」(三菱東京UFJ銀行 福本秀和副頭取)
     
      7月には、みずほ銀行も、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を一部店舗に導入すると発表。支援が欲しいベンチャーと、成長産業に投資したい金融業界の連携が今年に入り加速しています。(24日17:03)

  • 投資家拡大目指し各金融機関がコンサルサービス強化する動き

     投資家拡大目指し各金融機関がコンサルサービス強化する動き

     

      アベノミクスの影響で、為替市場では円安が進み、一時1ドル=120円台に突入。株式市場でも、日経平均株価は2万円に到達した。一方で、政府・日銀は物価目標を設定し、インフレ路線に舵を切っている。物価が上がることで現金の価値が相対的に目減りするため、「貯蓄から投資へ」の流れがますます加速しようとしている。これまで、資産運用について真剣に考えてこなかった人の中でも、「投資をしたほうがよいのではないか」と思い始めている人も多いだろう。

      実際、証券会社や銀行の店頭では、投資経験のない人の相談が増えており、その影響もあってか、「ラップ口座」と呼ばれるサービスが人気となっているのだという。ラップ口座は、証券会社や信託銀行が個人と契約して、資金の運用・管理から投資に関するアドバイスまで、資産運用を丸ごと面倒見てくれるというもの。投資ビギナーでも株式や債券、投資信託などで、本格的な資産運用ができる点が好評で、大和証券および野村證券では、それぞれ1社で口座残高は1兆円を突破。業界全体では3兆円に達するのも時間の問題とみられている。

      このように現在の金融業界は、コンサルティングやサポートを充実させて個人投資家の拡大を目指しているのだが、その傾向はFX(外国為替証拠金取引)業界でも強まっているという。ラップ口座のサービス同様、自身で取引するよりも“任せる”ことで、FXで収益拡大を目指す方法があるのだ。それは「システムトレード」(以下、シストレ)という手法。

      シストレは「自動売買」とも言われ、売買プログラムに取引を任せるというもの。今は業界各社シストレに力を入れており、熟練の為替投資家に作成させた売買プログラムを世界各国から取り揃え、顧客はそれを選ぶことで運用が始められるようにしている会社もある。

      FXと聞くとハイリスクという印象を持つ方も多いかもしれない。しかし、FX会社の中には投資信託の運用利率とも似たような年率約5%程度の利益を目指す長期の堅実的な売買プログラムを提供しているところもある。初心者がわけもわからず自分で取引し、すぐに資金を失くす、などということがないよう努めているのだ。

      すぐに市場から退場する顧客がいないほうがFX会社としてもありがたいのは間違いない。実際、金融先物取引業協会によると今年の1月に店頭FXの月間取引高は過去最高の660兆円を超えたが、それはハイリスクの取引を嗜好するFXユーザーによるものだけではないだろう。…

  • IDEOのトム・ケリーが語る創造的に生きるための3つの秘訣 #SlushAsia

     IDEOのトム・ケリーが語る創造的に生きるための3つの秘訣 #SlushAsia

     IDEOのトム・ケリーが語る創造的に生きるための3つの秘訣 #SlushAsia

     2015年4月24日、東京お台場でSLUSH ASIAが開催されました。SLUSHは2008年からフィンランドで開催されているテクノロジーの祭典で、2014年は1万3000人を動員する規模になりました。アジアでの開催は今回が初めてです。レポート第1弾は、デザインファームIDEOの共同経営者トム・ケリー氏によるキーノートスピーチをお送りします。ライフハッカーは2014年、IDEO Tokyoのチームをゲストに迎えて、夜の学校「Night School」を開催し、約100名の読者とデザイン思考を学ぶワークショップを行いました。

     私たちの経営するIDEOは現在青山にオフィスを構えています。本社には650人あまりの社員がいますが、今回はIDEOではなく、皆さん自身に関わるお話をしましょう。

    1.最も大切なのは、創造性に対する自信を持つこと

     私はこれまでの7年間、クリエイティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)に関する取り組みをしてきました。クリエイティブ・コンフィデンスは、本来ならば誰でも持っているはずです。証拠は小学校。みんな行きましたよね? そこでいろいろな物を作ったと思います。

     私が提唱したいことは、子どもの頃と同じような創造性を人生でずっと持ち続けるということなんです。そのことについて書いたのが『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』で、すでにこの本についてのインタビューを100回以上受けています。

     2.行動に移す勇気を出すこと

     アイデアがあったら手をあげないといけません。しかし、会議室を見回してやっぱりやめてしまったり、「今これを言ったらバカにされるかもしれない」「キャリアに傷がつくかもしれない」と考える人は、特に日本に多いです。

     最近の調査によると、日本は世界で最もクリエイティブな国ということが明らかになりました。東京は1番クリエイティブな街としてランクイン。でも、いざ来日して日本人に話を聞くと、本当にそうなのか疑わしくなってしまうことがあります。私が言いたいのは、手を上げるという勇気は、時としてアイデアそのものより大事だということです。

     クリエイティブなアイデアを形にするということは、他の人と違う、自分オリジナルの物を作ること。そして、人々の行動をよく観察することや、ぱっと浮かぶアイデアでもよく考えて他の人が気にしないようなチャンスを見ることに他なりません。…

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