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*18:09JST タマホーム Research Memo(9):有利子負債比率は業界平均以下と問題なし
■財務状況と株主還元策
(1)財務状況
タマホーム<1419>の2015年5月期の第2四半期末(2014年11月末)の総資産は2014年5月期末比4,403百万円減の82,004百万円となっている。2014年5月期末比の主な増減要因を見ると、現預金・有価証券が11,345百万円減少し、仕掛用不動産の増加によりたな卸資産が1,691百万円、新規出店数の増加等により有形固定資産が3,815百万円の増加となった。
一方、負債は前期末比2,187百万円減少の68,760百万円となった。手持ち工事の減少に伴い、支払手形・工事未払金等が8,903百万円減少する一方で、有利子負債は新規プロジェクト用の土地取得資金等で7,813百万円増加した。また、純資産は利益剰余金の減少で2,816百万円の減少となった。
経営指標を見ると、有利子負債が増加し、純資産が減少したためやや悪化したように見えるが、季節要因による影響が大きいものと考えられる。自己資本比率は20%以下の水準と低く、今後の改善余地は大きいものの、有利子負債比率が20%台と業界平均以下となっており、財務状況としては問題のない水準にあると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《FA》