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*08:24JST 今日の為替市場ポイント:米小売売上高は3カ月連続でマイナスに
昨日12日のドル・円相場は、東京市場では121円85銭から121円01銭で軟調推移。欧米市場では一時120円66銭まで下げたが、121円30銭で取引を終えた。
本日13日のドル・円は主に121円台前半で推移か。米長期金利は下げ渋っており、リスク回避的な円買いが拡大する可能性は低いとみられる。
12日に発表された2月の米小売売上高は前月比-0.6%となり、市場予想の前月比+0.3%を大きく下回った。自動車を除く数字は前月比-0.1%となり、こちらも市場予想の前月比+0.5%を下回った。小売売上高は3カ月連続でマイナスを記録しており、この結果を受けて米長期債利回りが低下する場面があった。
原油価格の大幅な下落は消費増大につながる可能性があることで経済にとってはプラスになるとの見方は少なくないが、小売売上高はさえない状態が続いている。2月の小売売上高が減少したのは大雪などの天候要因によるものとの指摘もあるが、市場関係者の間からは、「6月利上げの可能性はやや低下した」との声が聞かれている。
12日のNYダウは大幅反発を記録したが、6月利上げの可能性が多少低下したことが好感されたからではないか、との見方が出ている。米国株式市場は6月利上げを警戒しているとすれば、NYダウが史上最高値を更新し、19000ドルを試すことはかなり難しくなるかもしれない。
《KO》