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[ホノルル 5日 ロイター] – 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は、過度のインフレを招き利上げを大胆に行う可能性があるため、連邦準備理事会(FRB)は利上げを長期にわたり待つべきではないとの見解を示した。
同総裁は講演原稿で「FRBは年央までに利上げ開始を真剣に議論すべきだと考えている」と述べた。
総裁は遅くとも年末までには国内経済が完全雇用の状態になる可能性が高く、インフレ率は今後2年のうちに2%に戻るようで、利上げ開始を待つのはリスクが高くなる指摘。「目標を上回ればこれを反転させるため、より劇的な利上げを迫られ、市場は不安定となり景気回復が阻害されるおそれがある」と述べた。
その上で「段階的な引き上げが安全策で、これは少し早めの開始が求められる」と述べた。
ウィリアムズ総裁は、通常は中立的とみられており、このようなタカ派的発言は利上げがそう遠くないことを示す可能性がある。
ハト派のシカゴ地区連銀総裁は今週、利上げは2016年になるまで待つべきとの見解を示していた。ウィリアムズ総裁の今回の講演原稿はそれより前に準備されていた。
ウィリアムズ総裁は「忍耐強くあることは根拠があり評価もされている」とし、早期の利上げを主張する理由として、経済成長や低金利状況が似通っていた1965年の例などを挙げた。
*内容を追加します。
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