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[東京 3日 ロイター] – 日銀が3日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の2月末の残高は278兆8658億円(1月末は278兆6054億円)となり、7カ月連続(訂正)で過去最高を更新した。
日銀は昨年10月末の金融政策決定会合で追加金融緩和を実施し、マネタリーベースの年間増加額の目標をそれまでの60─70兆円から約80兆円に拡大している。
2月中のマネタリーベースの平均残高は、前年比36.7%増の275兆2617億円と前月から小幅減少した。前年に比べて国債の償還額が減少した財政要因が影響したとみられている。
マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が63.6%増の181兆9484億円と過去最高となった。紙幣は同3.7%増の88兆6755億円、貨幣は同0.8%増の4兆6378億円となり、いずれも前月から小幅の減少となった。
*見出しおよび本文1段落目の「8カ月連続」を「7カ月連続」に訂正します。
(伊藤純夫)
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